2022年8月アーカイブ

五代目(5台目)プリンタ就任

カテゴリ:

先々週末、突然、自宅プリンタの電源が入らなくなった。
というか、シャットダウン作業中、きちんと電源が落ちないまま、動きを止めてしまったように見える。
で、新しいプリンタをポチる。買い置きの純正インク4つは無駄になってしまった。

過去の自宅プリンタ履歴は以下の通り。

1995年 NEC PC-PR101/J180(PICTY180)
たぶん2002年 Canon BJ F930
2007年12月 brother MFC-880CDN ←A4複合機
2015年10月 brother MFC-J6770CDW ←A3複合機
2022年8月 brother MFC-J6983CDW ←A3複合機

7年前(2015年)から、自宅ではA3複合機を使用している。
それまではA4複合機だったのだが、B4版のコピーをする機会が増えたので、A3対応機を買ったのだった。

15年前(2007年)に複合機を導入したのは、そのとき自宅にあった「インクリボン式のFAX」が壊れたからであった。まぁ、当時からFAXなんて年に数回も使わないわけだが、無いと困ることがあるかもしれないと思ってしまう。「家庭用FAX(電話の子機付き)」と「プリンタ」を別々に買うよりも安いのは確かではある。

7年前、インクジェットのA3複合機はbrother一択だったように記憶している。
今はもう少し、参入メーカーが増えているようだが、この15年くらい(2007年~)はbrother教の信者となっている。デジカメやスマホ内の画像を「紙」に出したいとき(やはり、1年に1回あるか無いか)、基本的には町のカメラ屋さん(のサービス)を使っている。

チナミに、今回買ったプリンタも、FAX機能がついている。
壁のモジュラージャック→複合機→普通の留守電(電話機能のみ)
という感じで電話線を接続している。
FAXが着信した場合は、数コールの後、勝手に複合機が受信してくれる。それ以外の場合は電話機が鳴り続ける(そして留守電が残る)。電話機と複合機が別になっているのは、複合機と電話機、それぞれの故障時を考えると精神的に楽である。
ただし、複合機を買うと電話機(親機)の置き場所が制限されてしまう(複合機の近くに電話機を置かざるを得ない)のが、難点ではある。どうしても「子機付きの電話」が必要になる。ま、仕方ない。

あと注意点としては、「筐体がデカい」「プリンタを納めた段ボール自体がメチャメチャにデカい」というコトかな? ま、段ボールは捨てちゃうから問題ないけど。
置き場所はきちんと考え、計測しておかないと、厄介なことになるでしょう。軽くも無い(公式的には「2人で設置しろ」となっている)ので、あまり高い場所や不安定な場所には置かない方が良いとも思う。

新しいプリンタは、やはり速い。「雲泥の差」とまでは行かないが、確実に動作が速くなっている。
プリンタの上面が、全体として水平になったのも良い点だ。上に物が置ける。(スキャンやコピーをしない限り、プリンタ上面にアクセスする必要は無い。)


先日、職場のEpson製超大判プリンタも更新された。
PX-9000ってヤツ(2002年発売の製品らしい)から、SC-T5255(2018年に販売開始)へ。こいつはもう、本当に劇的に速くなった。以前は100万円くらいだったとか聞いた。今回は50万円もしないようだ。
校内サーバーにそいつのドライバをインストールし、共有設定を施した。

で、他の先生・事務局の方と4人くらいで「試運転」をしてみた。
皆で一緒に驚いた。「速ぇー」「速ぇー」と、馬鹿の一つ覚えのように言いながら。その「馬鹿っぽさ」がなかなか楽しかった。
ま、あのプリンタ、私はほとんど使わない。理科の教科主任だった頃は、必要があって何度か使ったけれど。

1学期末、「ハビタブルゾーン」という用語について説明してた。
直訳すれば「生存可能領域」である。一般的には、「恒星の周囲で液体の水が存在できる、(その恒星から近くて)暑いわけでもなく、(遠すぎて)寒いわけでもない範囲」のコトを言うハズ。

「"habitable"は形容詞なんだけど、"habit"は名詞で『癖』とか『習慣』って意味らしいよ」なんてなコトも伝えた。

で、とある生徒が言った「セカオワに『habit』が...」と。

その時は「へー、そうなんだ」と流してしまった。しかし夏休みに入り、ふと検索してみた。最近の曲だと知った。というか、最新の曲ではないか。


で、改めて"habit"や"habitable"という語の意味を、この腐れ日記のために確認してた。ら、"inhabitable"という語もあるコトを知った、今さっき。

"inhibit"は、生物の遺伝分野、「抑制遺伝子」で出てきますな。この単語も一種の「類語」であるとは知らなかった。


私がこの「真面目さ」を高校時代に身につけていれば、もっと英語の成績は良かっただろうにねぇ... 残念なコトだ。

で、SEKAI NO OWARIの"habit"、なかなか面白い曲ですね。

表題の通りです。ま、今時LGA775を使っている物好きなど、相当レアではありましょうけれど。

先日の電源交換に際して、CPUクーラーとグラフィックボードを外し、エアダスターにてファン(プロペラ部分)やらフィン(プロペラからの風を受ける、ひだ状にして表面積を増やしたアルミの塊)の掃除をした。
エアダスターを初めて買った。

で、ファンやフィンが綺麗にはなったのだが、(リテール版のノーマル)CPUクーラーを取り付ける際、幾度か失敗したら、4隅にあるピンの一つを破損してしまった。白いプラスチックで、先が割れているヤツ。その片割れが変形の疲労により、折れて脱落した。

「げ、今更クーラー調達?」と焦った。とりあえずクーラーを調べるうち、その「ピン」だけで売っているコトを知った。
で、ポチる。熱伝導グリスと共に、Amazonにて。

結局のところ、(純正)クーラーに最初から使われていたグリスは、14年経過した今もきちんとネチョネチョしていた。アプリケーション"Core Temp"を導入し、気が向いたらCPU温度をモニターしているが、「ヤバいこと」にはなっていない様子。クーラーは3本のピンで固定されている状態だが、きちんと機能している気配。

若干気持ち悪いので、今度ケースを開ける際に、ピンを交換するかも知れない。
とりあえず、無駄な部品・部材がまた増えてしまったのだった。

高等学校学習指導要領(平成30年告示)より

第10節 情報
第1款 目標
 情報に関する科学的な見方・考え方を働かせ,情報技術を活用して問題の発見・解決を行う学習活動を通して,問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用し,情報社会に主体的に参画するための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 情報と情報技術及びこれらを活用して問題を発見・解決する方法について理解を深め技能を習得するとともに,情報社会と人との関わりについての理解を深めるようにする。
(2) 様々な事象を情報とその結び付きとして捉え,問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用する力を養う。
(3) 情報と情報技術を適切に活用するとともに,情報社会に主体的に参画する態度を養う。

この、最初に出てきやがる「情報技術を活用して問題の発見・解決を行う学習活動」、俗に言う「問題解決(学習)」、私はずっと前から嫌いなんですよね。
「齢15,6くらいの人間が、そんなコトできない」と思っているので。

というか、ニホンってクニのお役人だって、自分を含めた教員だって、そんなことは「そうそうできない」と思うのですよ。


ってコトで、ずっと引っかかっていた「問題解決」なのです。
この語句は、最近ほぼ更新されなくなった、あるいは消えてしまった「高等学校情報科担当の先生達のブログ」によく出てきてました。私の記憶では。
「すごーくやりづらいコト」だからこそ、日記に書かれるのであると解釈していました。


で、やっとこさ今年になって、
【第1回】授業実践[1]「情報社会の問題解決」:文部科学省
という研修会(?)が開かれたのでした。何年間、高等学校のヒラ教員達を放置(?)してきたのだろうか、文科省は。

演者である田﨑丈晴先生小原格先生、情報科発足当初から、都高情研(東京都高等学校情報教育研究会)などで精力的に活動なさっていた知り合いです。
特に小原先生は、ほとんど毎年「授業の見学に来てください」って、都高情研にお知らせを出していらっしゃった。でも、結局私は一度も訪れたことがなかったのでした。町田は遠いし(それ以前の小原先生の勤め先は忘れてしまった...)、基本的に私は理科がメインだし、って言い訳をして。


で、今回の文科省からの「お知らせ」が職場に届いたので、その「記録動画」を見てみました、この間。

小原先生はやはり、真面目で偉いなぁって思いました。私が偉そうに言うのも何だけど。
田﨑先生は年々、徐々に質量が大きくなっていそうな感じです。

小原先生や田﨑先生の苦労は分かるんだけど、やっぱり「問題解決」なんて、情報科の目標に置かなくたって問題ないと思うんですよね。情報の「何たるか」や、それに対して注意すべきコト、「コンピューターの便利さとその限界」などを、きちんと高校生に伝えるだけで良いような気がしちゃうんですよねぇ...。


過去の「解決しているとは思えない問題」に関連する日記
普通教科「情報」不要論(2007年3月)
消えゆく教科「情報」(2007年7月)
「殺すな、盗むな、うそを言うな」とさ。(2007年12月)
改めて文科省を貶す(2009年11月)
「まず高校の「情報」の授業を忘れよう」って、何よ(2015年9月)
「学習指導要領案」は総花的で先送りだらけ。問題解決しようとしてないだろ、お前ら。(2016年8月)
迷走文科省(2017年5月)

ここにあるのは2022年8月に書かれた日記です。

前のアーカイブは2022年7月です。

次のアーカイブは2022年9月です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。