イカフライおかか弁当、それは文京区千石の名物である。いや、間違えた。
高校時代、夏、冬、春休みの部活動は朝から夕方までやっていた。
昼食をセブンイレブンで調達する場合、基本的に「イカフライおかか弁当」を食べてた。量の割に安かったから。
「イカフライおかか」と検索すると、サジェストされる。「イカフライおかか弁当 昔」と。
昭和は遠くなりにけり。同志を得て心強くなるアラフィフ。
今日食べた「イカフライおかか御飯(弁当ではない!)」は、やはり物足りなかった。
「甘辛く煮たかき揚げ」が無かったから。
これからも僕は、真の「イカフライおかか弁当(昔)」を求める旅を続けることになるらしい。
松屋は「チキン定食」。
松屋を利用する度、微妙に探すが、この20年くらいは遭遇できていないはず。
で、検索してみた。
似たもの、直近では2017年に存在したらしい。
ま、時々現れることは知っていましたが。
サジェストには出てくる。
「松屋 チキン定食 昔」
あんたらは、俺か?
池袋は「サンシャイン60通り」のゲーセンでバイトしてた。今から丁度30年前。
遅番の社員さんと大学生のバイトが、閉店まで仕事をする。
18時から「夕食の休憩」が入るのである。30分ずつ2交代、稀に3交代で。
その日の当番(バイトの誰か)が、17:30頃から皆の注文に基づき、近くの店舗に食料の調達に向かうのである。
私が食べていたのは、基本的にチキン南蛮タルタルソース、通称「南タル」か、松屋の「チキン定食」だった。
「南タル」は「ローカル弁当店」のものである。
「磯丸水産 池袋サンシャイン通り店」のあたりにあったはず。すでに10年以上前に、閉店していたと思うけど。
当時は「絶賛バブル中」だった。
松屋の「並」は400円、「大盛」は500円だった。消費税「3%」込で。
牛定(牛焼肉定食)は高いし、牛肉は好きじゃないから食べなかった。松屋の「大盛り」は時々食べた。
でも、一番食べてたのは「チキン定食」である。
(多分クルクル巻くことによって)成形され、スライスされた鶏肉。
厚さ2~3mmの薬品臭い鶏肉が4枚ほど、タマネギの入ったタレを纏っていた。
私が勤め人になってから、勝手に肉が「バージョンアップ」した。そしてその後、チキン定食は定番商品から消えたのだった。
あの「薄い肉」には、ずっと出会えていない。
♪いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
向いのホーム 路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに
願いがもしも叶うなら 今すぐ君のもとへ...
スミマセン、言い過ぎましたm(_ _)m
今も昔も、松屋は同じ場所にある。サンシャイン60通り沿いね。
靴屋さんの「すずちゅう」もずっとありますね。最近は行く機会もないけど。
大学の卒業式に着たスーツ、あの周辺で買ったこと、突然思い出しました。茶色のダブルのスーツでしたっけ...。