アイコンに想いを馳せる

しみじみ思った。
この「Macのハードディスク」のアイコンは、人によっては「多重に意味不明」だろうなぁ、って。
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今時、こういった「3.5インチ(?)のハードディスクドライブ」を見たり触れたりしたことのあるヒトは、人口の5パーセントも居ないだろうと思う。もっと割合は低いだろうなぁ... おそらく。

で、以前にも記したが「上書き保存」のアイコンである「3.5インチのフロッピーディスク」というものも、20代のヒトなんかは、まず知らないのだろうと思うのである。上に示した画像、Mac版のExcelの左上に、きちんと「icon」として存在している。


記憶媒体としてのフロッピーはとうに廃れた。
記憶媒体としての3.5インチハードディスクドライブは、世の中には遍在しているのだろうが、パソコンマニアでないと目にしたことがないだろう。なお、あのMacのハードディスクのアイコンは、私には2.5インチサイズには見えない。2.5インチならば、もっと薄べったいはずだ。

で、3.5インチハードディスクは、「マニア」しか目にしないものになった。2.5インチハードディスクは、ノートパソコンや(一部の)デスクトップパソコンにも入っているのかもしれない。
Macについては、記憶媒体はSSDになっているはずだし、その形態は、既に2.5インチのSATAですら無いはずだ。
私が今使っている(古い)Macの記憶媒体(ストレージ)は、PCI-Express接続であるらしい。
にも関わらず! 未だにMac(Big Sur)の「ストレージのアイコン」は「3.5inch HDD」なのである。


不思議な気がしたが、よく考えると、不思議では無いことに気づいた。
というのは、私が使っているこの「ひらがな」。もとはやはり「意味」があったはずだ。今は、ひらがなの「元となった漢字」などを気にせず、平然と使っている。ヒトが扱う全てのものは「抽象化・概念化」されていく運命にあるのかもなぁ... なんて思った。

クソ暑い夏の日、そんなコトを考えた。

ここにあるのは2021年8月 6日 16:50の日記です。

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