2021年4月アーカイブ

3台目のiPhone

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電池の減りが速くなり、やたらと圏外になることもあり(圏外状態→電池消費かも知れないけど)、iOSの最新版の対応機種から外されるのも近いと考え、買い換えた。
Wi-Fiの接続は問題が無さそうな"6S"は、職場で「教材の提示」に使うことにした。

iPhoneの購入履歴はこんな感じ。
2012年7月 iPhone 4S
2016年初頭? iPhone 6S
2021年3月 iPhone 12 mini

所持したケータイとしては、8機種目となる筈だ。
DENSO DP-194
SHARP SH-05
SHARP V401SH
Nokia 702NK
Nokia 705NK
そして、前述のiPhoneを3つ。

iPhone 6Sのときに、SoftBank(元vodafoneであり、元J-PHONE)から決別した。

新しいiPhoneの購入にあたり、Apple製品の下取りを依頼した。
「お金にならない」ほど古いiPhoneやiPodを、「下取りしてもらえる、多少新しいiPhone」と一緒に送ってしまった。
そして、それは間違いだったのだ。
発送して数日後、Appleのサポート担当から、電話がかかってきて知った。

「下取り」と「リサイクル」の受け入れ先(の下請け企業)は、そもそも違うらしい。
私は「下取り」先に、「リサイクル」にしか回らない機器も送ってしまったらしい。

で、結果的にはiPhoneやiPodは、我が家に戻ってきたのだった。無駄に運送会社に働いてもらってしまった。そのことが悔やまれる。多少、無駄に地球を暖めただろうから。
(ただ、Appleの電話口での説明には無かったが、古いiPhoneには親戚の使っていたSIMが入りっぱなしだったこと、返品されてから気づいた。この「SIM同梱」も、拙かったの知れない。)

新宿、渋谷、表参道あるいは銀座に行くときに、古い機器を持参することにした。

スマホをiPhone12miniにしてから、Suicaをそこに吸収した。
「実体」を持つ定期券は、職場近くに居住した7年間を除き、高校時代からずっと使ってきている。
紙製→磁気券→Suica と。
定期券の「実体」が無いことに、最初は不安を覚えたが、もう慣れた。しかし、定期券はずっと右前のポケット、ケータイは左前のポケットに入れて生活してきた。20年近く。
駅の改札の手前で、右前の「空のポケット」に手を突っ込むこと、度々起こる。

他にも「実体」を欲してしまうのは「銀行の通帳」だ。「紙」がある方が安心できる気がする。
とは言え、クレジットカードの明細については、導入され始めた頃から、ずっと「デジタル」にしてしまっている。特に問題は無い。
銀行の通帳も同じなのかも知れないが、今ひとつ踏み切れない。

更に「実体」が欲しい気がしてしまうのは、(学校などで使った・使わせる)教科書や問題集である。
特に問題集については、「解けたか、解けなかったか」を、問題の横に手書きで書き入れるという手法を用いてきた。既に30年以上前、高校受験や大学受験時の話ではあるが。

解けた問題の横にチェック(例えば"/")を入れ、解けなかったものはそのまま。全ての問題にチェックが入ったら、もう一度頭から全ての問題を解き直す... と。その場合は新たに"/"を横に書いても良いだろうし、"×"としていっても良いだろう。何しろ、紙の冊子の問題の横に「解けたチェック」を記入していった。その「厚み」が手に取れるのが良いのである。自信に繋がる。
少なくとも化学(セミナー化学)と地理の問題集(書籍名は失念したが、それほど分厚いものではない)については、大学入試の二次試験までに3周以上解いた。全て解けるようになった。特に化学については『セミナー化学』を完璧に解けるようになったのは、自信となった。まぁ、以前にも記したけれど、問題集に出てくるような「有効数字3桁」みたいな実験は、そうそう遂行できるものでは無いが。


なんてなコト(問題集は「デジタルベース」よりも「紙」が良いなぁ)あたりを、隣席の理科教諭(♂:私より2まわりくらい若い)と話した。彼も「問題集は紙が欲しくなる」と言っていた。

のであるが、彼と話しているうちに気づいた。

テレビゲームには「紙版」などは存在しない。
しかし、私は「ドラクエ2」や「ゼルダの伝説」や「スーパーマリオブラザーズ2」や「エースコンバット3」や「マイクロマシーンズ」や「みんゴル2」を自力で完全にクリアしたし、その事実は消えない。忘れない。
と、いうことは、もしかすると「問題集」も同じなのかも知れないね、って。

そのこと(テレビゲームに「紙版」は無いけど、ちゃんとやり遂げた達成感は残る)に気づいた(?)のは私であり、同僚も「確かにそうかも知れませんねぇ...」「とは言え、やはり問題集は紙の方が...」という話になった。
私も、問題集は紙を所望する。

しかし、もしかすると、世代によっては「紙製の問題集」は不要であり、スマホやタブレットの中に問題本文や図版が置いてあり、管理するアプリが「全部解けたよ」と言ってくれれば、コトは済むのかも知れない。

私にはピンと来ないけどね。

現代っ子怖い

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中高生は吸収が速い。

職員室内で中高年を相手にしていると、パソコン操作の不確かさや、情報機器・サービスについての「語彙・認識の曖昧さ」に辟易する場面もある。

今年も、2年ぶりに情報科を担当している。

初回の授業、Excelで「特定のフォルダ」にファイルを保存させたら、Wordでもきちんと「そのためのフォルダ」を見つけ出し、保存してくれる生徒が大半だった。
「そのためのフォルダ」は、「特定のフォルダ」の横に並んでいる(サーバー上の同じフォルダ内に置かれている)から、それほど難しいわけでも無いけれど。
とは言え、情報機器についての「理解の速さ」と「操作の確かさ」は、老人群を完全に凌駕している。

まぁ、フルキーボードのパソコンを使っていると、時々「シフトキーの使い方」を知らない生徒にも出くわす。パスワードの大文字が、きちんと入力できないらしいことから発覚する。
確かに、スマホで「大文字」を入力したい場合は、まずは「a/A」みたいなキーを押し、次に所望するアルファベットを指示すれば、アルファベットは大文字になる。
「キーを押したまま、別のキーを押す」という操作は、老若男女、(ヒトや書籍から)一度教えてもらわないと、身につかないのだろう。


で、今年はさらに「進化」した新入生に出会った。

私はスライドを作成する場合は、基本的にPowerPointを使う。Windowsユーザーなので。一応、Macも操れるようにはしている。Keynoteにも少し触れたことはあるが、ほとんど使ったことは無い。
で、新入生の生徒、クラス毎に(必要であれば)スライド等を作ってもらう必要が生じた。ホームルーム活動の一環として。
私は「スライド」と言えば「PowerPoint」なのだろうと考えていた。生徒たちは(家庭で購入してもらった)Surface Go 2を持っているから。念のため書くけど、その上ではWindows10が走ってる。

で、あるクラスの「とある生徒」が、スライド作成担当となったそうだ。
一応、当該学年において、各種スライドなどの「素材」は私が一度集約し、適切な再生の手助けをする担当となった。
で、その「とある生徒」がスライド作成に使用したのは、「Googleスライド」なのであった。確かに、あれは無料だ。で、その「とある生徒」は、高校入学前からGmailのアカウントを持っていて、そのアカウント上でスライドを作り始めたらしい。確かに、13歳からGmailのアカウントは取得できるけど。

その生徒曰く「共有フォルダを用意してくれませんか? 作ったスライドを提出したいので」とのこと。

「...。なるほど。(仰ることはごもっともで)」と返答した。

確かに「Googleスライド」で作成したスライドは、オンラインで再生するのがベストだろう。

自分の持っているGoogle上の4つのアカウントのうちの1つ、学校関係の「ほぼ捨てアカ」を用いて、「共有フォルダ」を設定することにした。


今年もまた驚かされた。

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