最初は、表題を「抗体検査をした」とかにしようかと思ったけど、時節柄「狙いすぎ」な気もするので、止めておいた。
結論から言うと、私は風疹に罹患したことがあった様子。抗体価は十分に高かったとのこと。区役所から送られてきた「クーポン」にて、先日無料で検査をしたのだった。
大学2年か3年のときと記憶している。
徒歩旅行サークルの1学年後輩には、私と同じ「理科専修」のヒトが多かった。少なくとも3人は居たはず。
私は「初等教育教員養成課程」所属で、彼らは「中学」もしくは「高校」の理科教員を目指していたので、厳密には違う学科(?)に当たるわけだが。
で、その中で一番ガタイが良い、ラグビー部出身だったヤツが、ある日言った。
「俺、風疹に罹ったらしいんスよね」と。また「ちょっと熱が出た」とか言ってた。
と、思ったら、その後、私は高熱を発したのだった。多分、基礎体力が違っているのだろう。
私も、彼らも、風疹の予防接種を受けていない世代なのだろう。
「今更」感もあるが、念のためきちんと公式文書を引用する。
かつては小児のうちに風しんに感染し、自然に免疫を獲得するのが通常でした。しかし、風しんワクチンの接種率の上昇で自然に感染する人は少なくなってきています。
平成2年4月2日以降に生まれた人は2回、公費でワクチンを受ける機会がありましたが、昭和37年度から平成元年度に生まれた女性及び昭和54年度から平成元年度に生まれた男性は受けていても1回です。そして、昭和54年4月1日以前に生まれた男性は1回もその機会がなく、十分な免疫を持たない人達が蓄積していたものと考えられています。
私や彼ら、この「昭和54年4月1日以前に生まれた男性」に該当するわけですな。
で、大学時代の発熱。
本当に風疹だったのか、ヤツの戯言なのか、ヤツとは関係ない発熱だったのか、ずっと疑問に思ったまま、30年ほど生きてきた私なのであった。
ま、はっきりして良かったわ。
「CLEIA法」とやらの抗体価、私は44あったそうだ。20を下回ると、ワクチン接種の対象だったらしい。
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