下肢静脈瘤焼灼術

「焼灼」なんて、あまり使わない語だ。
音読みすれば「しょうしゃく」としか読めないのも確かだけど。「灼熱の太陽」の「灼」ですな。

こちらにお世話になった。
北千住静脈瘤クリニック

上記ページの「血管内カテーテル治療」ってヤツですな。16時過ぎに手術を終え、今は自宅でダラダラしている。
夕食後に少し寝たのだが、今は反動であまり眠くない。んなワケで記録をつけている。

静脈瘤は、もう20年くらい付き合いがあったんですよね。高尿酸血症と同じく。
母と下の妹は、静脈瘤が酷い。
私は勤務時間の半分弱は立っており、多分遺伝的要因もあり、年々酷くなってきていたのだ。右脚の方が重症。

この数年は「皮膚炎的なもの」と、「潰瘍の前段階」みたいなものに気付いていた。どちらも痛みや痒みは出ていない。また、寝起きに多いのだが、時に足裏の痛みを感じることがあった。足裏に圧力がかかると、ごく鈍い痛みが生じるのだ。

で、ネット上や同僚から情報収集をした。職業柄、下肢静脈瘤は多いのだろう。同僚が世話になったという病院も考えた。
自宅近くで専門的にやっているようなので、ネット上で発見した上記病院に世話になることにしたのだ。

月曜に初診にかかり、5日後の土曜日に施術。自分でも早い流れだと思った。遠隔授業や分散登校で時間に都合がつけやすかったし、病院の予定も空いていたので、ズバッと手術を受けることにしたのだ。

この病院は、本当に専門であった。そんな商売が成り立つんですね。で、よくよく調べたら、チェーン展開している様子であります。院内には「巻き爪の治療もしてます」ってチラシが貼ってあったことも、伝えておきます。

とりあえず、明日(手術翌日)には、シャワーを浴びて良いらしい。痛み止めも処方されたが、特に必要を感じない。
痔の手術の方が、明らかに大変だった。あの時はきちんと8時間おきに痛み止めを飲んだのだが、最後の2時間弱は痛みを堪える必要があったから。
って、書いてませんでしたね、痔の体験記には。痔も気になる方は(スマホの場合)下の方に「痔」ってカテゴリがあるので、ご覧ください。

一応、今日の手術は受付から終了までで、1時間ちょいだった。思った以上に早く終わった。
点滴には麻酔が入れられていたらしい。事前のカウンセリング(月曜に受けた)では、「寝てしまう方が多いので、気がつくと終わってます」という話だった。が、寝る間も無く終わった。やはり日々のアルコールで、私の肝臓は解毒能力が強化されているのだろうか? 「今、何が自分に行われているのか」を、脚からの感覚で確認していたら、寝る間がなかったのであった。

今日の流れは以下の通りだった。
・受付
・前開きの衣類に着替え
・医師による超音波検査にて施術箇所の最終確認(両脚とも7箇所前後だった)
・点滴、心電計、血圧、酸素飽和度セッティング
・手術
・弾性ストッキング装着と使用法の説明
・着替えて会計

超音波の検査は初診時にも受けた。通常は直径3mm以下の血管(皮下の静脈)が、8.8mmまで拡張しているという話だった。
左脚の方がマシだったが、やはり拡張しているとのことで、両脚とも手術をすることになったのである。足裏の痛みは左にもあったので、両脚とも治して(?)もらうつもりではあった。初診時には血液検査もした。
この医院については、Google上で「初診時での血液検査」について、ケチをつけているコメントがあった。「金儲け」だと言って。
私は「別に良いじゃん」って思うのだった。「再診で血液検査のみ」ってのも、アホらしいと思うのだが...。そっちの方が、金がかかるでしょうに。

弾性ストッキングを最初に装着したときは、その圧力に驚いた。今は慣れた。
そろそろ寝ます。

ここにあるのは2020年6月13日 23:05の日記です。

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