気がつけば、そのような作品に連続して触れていた。
自分の子は、アニメの『しろくまカフェ』が好きらしい。私も面白いとは思う。公式サイトもあるのだけど、当時の世相?を反映してなのか、Flashを多用しているかなんかで、Windows上のedgeやChromeではきちんと開けない。で、リンクを貼らない。
面白さ、というか世界の深さという点では、玖保キリコ氏の『バケツでごはん』の方が上だと思うので、実家から単行本を持ってきた。勤め人としての初期の給料で購入したもののはずだ。1993年から1996年にかけて、『ビックコミックスピリッツ』に連載されていたとのこと。その頃は、毎週スピリッツは買っていたはず。
で、自分でも改めて単行本8冊を一通り読んでみた。やはり面白い作品であった。子も貪るように読んでいた。
電子書籍へのリンクを貼ってみる。私は買ったこと無いけど、電子書籍。
で、「書名は知っているし、当時話題になったけど、読んだこと無かった、が、子の希望により図書館で借りた」本2冊も、「表題のような条件」を満たしているのである。
山田詠美氏の『僕は勉強ができない』と、梨木香歩氏の『西の魔女が死んだ』である。
前者は2015年に文藝春秋から出た「文庫」を、後者は2017年に発行された「新装本」を借りて読んだ。
いずれも著者のコメントとして「四半世紀前に云々」と書いてあった。
どちらも、それぞれに面白かった。
良いものは、多少時間が経ったって、良い。