2019年5月アーカイブ

1992年の加藤紀子

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平成4年、大学4年だった。
季節は初夏だったと記憶している。クーラーも欲しいものの、使うほどでもないような夕べ。

気象学研究室の同級生から突如お誘いがかかり、卒業研究に勤しんでいた我々は、自然館5階にあった研究室で、ちょっとした宴会をしていた。
私は岩石鉱物学研究室に所属していた。地学科の他に、その場には生物科、物理科の友人もいたように記憶している。化学科や理科教育専攻のヒトも居たのかもしれないが、記憶からは欠落している。10名内外の参加者だったはずである。

その場面は、大学生活における愛すべき風景として、私の中に記憶されている。


その会は、6月の教育実習を終え、ちょっとした慰労の意味があった。また、卒業研究に本格的に取り組み始め、その困難さに改めて気づきつつある時でもあった。そしてまた、4年弱にわたって勉学を共にした友人たちが、徐々にそれぞれの進路を再選択しつつあるときでもあった。

当時は、今ほどアルコールがカジュアルではなかった。
ビールは普通にビールとして売られていた。しかし、アルコール度数の低い、甘いお酒は少なかった。また、発泡酒のような安めの酒も無い。ワインは比較的高価だった。日本酒を選択するほどの立派な酒飲みには育っていなかった。リキュールは多少売られていたかもしれない、ブルーハワイやカルーアなど。チューハイは基本的に市民権を得ていなかった。
何しろ、お酒の選択肢が少ない時代であった。


その場では、何を話したのか、話されたのか、あまり覚えていない。
ただ、気象学研究室所属の誰かは、大学院への進学を希望しているというような話はあった。その時は、教員採用試験の勉強をしている時期でもあった。あるいは、就職試験の真っ最中。
国立大学の学生でもあるので、みな「それなり」にペーパーテストは得意なはずであった。若干無味乾燥とも思える事項を、ひたすらに頭に叩き込んでいた日々だったはずだ。すでに四半世紀昔なので、あまりよく覚えていないが。
後々考えれば、それらの知識も多少は「糧」になるのかも知れないが、当時はそのようなことに気づく余裕もない。

テレビも見ながら、宴会をしていた。いつの間にか、ミュージックステーションが始まっていた。
「森高千里の妹分」ということで、ミニスカートを履いた、とても立派な「オミアシ」を持った女性が、テレビで歌を歌っていた。

歌の上手い下手より、「脚、ふとっ!」という印象だけ残ってる。森高千里は脚が細いヒトだったし。

まぁ、今にして思えば、多分「一般女子高校生」程度には細い(太い)脚だったのだろう。
そんな「どうでもいいこと」が、やたらと記憶に残って、焼き付いている。シナプス用のスクリーンセーバーが必要になるくらい。

東京・池袋で飯塚幸三の運転する乗用車が暴走し、多数の死傷者を出した事故以降、警察機関やマスコミの及び腰な姿勢が白日の下にさらされ、上級国民への忖度が過ぎることに平民が憤っている。
運転していた飯塚幸三は「アクセルが戻らなくなった」とも説明していたようだが、近隣住民の「脚が不自由そうだった」という証言もあった。果たして、肢体が不自由な状態での車の運転が、工学を究めようとした人物の所行として許されるのだろうか。
なお飯塚幸三は、その「事故直後の手際の良さ」から某大「危機管理学部」への名誉教授就任が内定したという未確認情報も存在する。

私は認める

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こんな記事があった。
https://mainichi.jp/articles/20190508/k00/00m/040/057000c
より。

「減らそうプラスチック」京都市が水筒配布 IPCC総会開幕
毎日新聞2019年5月8日 10時28分(最終更新 5月8日 11時29分)

 京都市で始まった国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」総会に先立ち、市は各国から集まった科学者や政府関係者ら約500人に水筒を配った。会議中のプラスチック製コップや、ペットボトルの使用を減らす狙い。市の担当者は「地球温暖化防止の会議で、使い捨て製品を使わないよう後押ししたい」と話す。
 会場の国立京都国際会館では1997年、先進国に温室効果ガス排出削減を初めて義務づけた国際ルール「京都議定書」が採択された。
 以降、京都市は温暖化対策に力を入れる。独自に温室効果ガス排出削減の数値目標を盛り込んだ条例を制定し、2017年には今世紀後半に排出を実質ゼロにする「京都宣言」を発表した。
 今回の総会で配った水筒は、ステンレス製で容量340ミリリットル。市によると、表面に記された「DO YOU KYOTO?」という英文は、京都議定書にちなみ「環境に良いことをしていますか」を意味する合言葉という。水筒表面のQRコードをスマートフォンで読み取ると、市の環境対策などを英語で知ることができる。
 来年始まる「パリ協定」は京都議定書の理念をさらに進めた内容で、今回のIPCC総会でパリ協定を進める上で欠かせない指針がとりまとめられる。市の担当者は「重要な役割を果たす指針が京都で作られることに縁を感じる」と話している。【渡辺諒】

良いことだと思う。
ま、どの程度の税金が投入されているのかは分からない。それはさておき「ゴミの削減」は重要なことであろうと思うので。

前回の「京都会議」の際、私はCOPに意見したことがあった。

二酸化炭素削減よりも(2001年7月)
https://ariori.com/diary/2001/07/04/

今回はIPCCであるらしい。
より胡散臭い(と私が思う)団体だからこそ、インスタ映え?するような「姑息なアピール」をしているのかも知れない。
でもまぁ何しろ、PETボトルの水を会議場に置くよりは、よほど良いと思う。

ちょっと前に気づいたのだけど、iOSにおけるTwitterアプリの解説が酷い。

「大きな変更ではなく、微調整だけで十分かも知れません。」
なんのこっちゃ?
20190508.jpg

誰から誰へのメッセージなのだ?
やっつけ仕事に過ぎるだろう。

ま、何を言わんとしているのかは分かる。
が、そんな「クソ日本語」は出さない方がマシであろう。


2019/05/13追記
5月10日版のアップデート(バージョン7.49.6)の説明文は、今までと違っていた。
「新しい更新では不具合が修正されています。」と。真っ当なニホンゴになっていた。
20190513.jpg

飯塚幸三

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いまいまし
いい歳こいた
づかさんの
かの勲章は
この日のためか
うそも交えて
ぞんぜぬ知らぬ
うらやましきかな好待遇


「飯塚幸三問題」を有耶無耶にしないための文書
ゆく春や
半フェイクニュース

ズゴック現る

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ズゴック(Z'GOK)が、随分長い間、私の家にある。
zgok.jpg

明るくすると、こう見える。
zgok2.jpg
溝のゴミが汚ぇな。

SETIと裁判員裁判

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SETI(@home)が始まって20年らしい。
裁判員裁判は10年だとか。

SETIが続いているのはめでたい。面白い。
裁判員裁判は、不要だと思う。

"Android 版 Outlook の入手" "Outlook for iOS を入手"

ダサくないすか?
あの文字列をあのまま使っているコトに気づかない神経がよく分からないし、そのような署名をデフォルトにしてしまうマイクロソフトも大概だなぁ、って思うのです。変更の方法はこのあたりをご覧いただければ良いだろうか。

一応解説しますと、上記文字列はスマホにおける"Outlook"アプリが「標準」で用意してくださっている「署名(シグネチャ)」ですね。
知っている人は「知っている情報」であり、すでに変更していることでしょう。
気にしない人は、特に気にしないまま、使い続けているのでしょうね。

まあ
"iPhoneから送信"
もありましたね。
どちらも、あんまりセンスが良くないけど。
というか、初期設定で「メール末尾の署名を設定するといいよ。とりあえず、今は何も付けないけどね」とかが、無難だと思うのですよ。何で、自分を貶める(と私は感じる)ような設定をアプリに施すのかねぇ... と、私は思うのでありました。


ま、シグネチャ問題?も深いですけどね。

「所属・郵便番号・住所・電話・Fax・所属先公式サイトURL」くらいまでは許すかなぁ...。
大体、メールの末尾にメールアドレスを入れること自体が、意味不明ですよね。メールが届いた時点で絶対伝わっているはずだから。
ま、私もやってたけどね。

で、私が「ネット初心者」だったころの署名を漁ってみた。
かっこわるい。
Date: Sun, 13 Oct 1996 21:28:58 +0900
だって。

以下が署名------------------------------
                         OGAWA Masaki
                         ariori@kt.rim.or.jp
ここまでが署名----------------------------

謎の右詰め(?)。
一応、全角40文字以下にはしているようだ。
(実際の署名では半角スペースを使ってた。上の「例」は全角使ってます。)


Date: Sun, 09 Feb 1997 00:31:51 +0900
つまり4ヶ月後には反省し、こうなってた。

以下が署名------------------------------
姓 名 OGAWA Masaki
ariori@kt.rim.or.jp
ここまでが署名----------------------------

で、
Date: Sat, 19 Jul 2003 14:20:53 +0900
には、こうなってた。
今もほとんど変わっていない。
以下が署名------------------------------
姓 名
OGAWA Masaki
ここまでが署名----------------------------

行の頭から半角文字を使えば、何かの際に「文字化け」が起こっても、"OGAWA Masaki"を知っている人なら、連絡をよこすだろうという判断をしたのである。16年前に考えたんだね、自分は。
また「私の電話番号を知らない人から、電話なぞもらいたくない」という思いも抱いていたため、そのような署名にしたのである。

どうも、私の署名は最大でも3行だったようだ。ミニマリストでもあり、エコロジストでもあるのだろう。
結構いいセンスしてると思う。
英語名も「姓 名」にするのは、日本人(東アジア人)としての矜持かな。

って、こんな駄文をネットに上げてる時点で、センスは最悪なのかも知れないけどな。
寝よ。

ヒリヒリ

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湯で気づく掲げたカメラ運動会

青春のメロディ

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テレビで「懐かしのメロディー」的な番組やってた。

配偶者や子が寝た後、ようつべ見てた。
偉大なる歌手、小田和正から、この歌を思い出した。

30年前の話である。
大学1年か2年の時、クラス宴会での話だ。
当時、参加者の大半は未成年だけど、お酒を飲んでいたよ。

で、石渡(イシワタ)氏が、この歌を歌ってた。
二十歳前の私には、若干刺激的だった。彼は、誰に向けて歌っていたんだろう。当時、その点を聞き、彼にはぐらされたような記憶が、あるような無いような。
彼は今どこにいるのだろうか。


「セーラー服を脱がさないで」

が、どこかで歌われたコトも覚えている。オフコースと同じ日だったかも知れないし、別の日だったかも。

また、間違いなく「セーラー服」と同じ日に「あなたを・もっと・知りたくて」を歌った方もいらした。
私のコトを知りたいのかもなぁ... って、無駄に勘違いしたりした。


ま、何はともあれ、音楽はマジで"Yesterday Once More"ですね。

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