これは「教員あるある」だと思う。
私はホームルーム担任をしているとき、「本当に必要を感じたとき」だけ、教室のメインの黒板に「担任からのメッセージ」を記すことはあった。その場合は「黒板の左端に縦書き」にしていた。そこが「一番邪魔にならない」と思うから。
黒板右端に「本日の日付・曜日」とか「当番の名前」を記すことは、ずっとやっていた。
私が今日訪れた教室は、以下のようになっていた。
メッセージが邪魔だった。
サブ黒板は、教室の左前と右横にもあるのだ。とりあえず、余白(というか、余黒)があった教室左前の黒板に、その「メッセージ」を記せば良いではないか。それで、問題は起こらないはずだ。
で、この意見「担任メッセージが邪魔」に同意する教員がいるのかどうか、複数名の「同じクラスを担当している教員」に聞いてみた。聞いている途中で気づいた。国語科の教員は、左上をあまり使わないのだ。また、英語科のある教員は「黒板の左端は光って見えづらいから、あまり使わない」とのこと。ごもっとも。
私は天気の良い日は、教室の前側のカーテンを閉めるようにする。英語科の先生と同じ理由である。でも、左上からきっちりと黒板を使っていく。特にこの数年は、本校もご多分に漏れず「電子黒板」が導入されていたりする。
で、黒板上にプロジェクターが設置されており、右側5分の2くらいに「マグネットの白いスクリーン(72インチ)」を貼り付けている場合が多い。
だからこそ、なおさら、黒板の黒い部分は広く使いたいのである。
私の主観だが、「黒板侵略」は保健体育科に多い。今日の話も保健体育科の教員のクラスだ。過去最悪の「黒板侵略」は、やはり別の保健体育科教員だった。
また逆に、侵略してこないのは、数学科の教員に多い気がする。現在同学年担当の数学科教員には、「メインの黒板には、日付を含め、自分は何も記さない」というポリシーをお持ちの方も居る。以前、ご本人から聞いた。
はっきり言って、あの「黒板の侵略」はムカつくのである。
ま、ご本人にも後で伝えるつもりだが、とりあえず面白い話題である気がするし、他の「教員ブログ」でも見たこと無い話題なので、記してみました、とさ。