I was born to watch you.

数年前の卒業生が、職場に現れた。

5ヶ月のお子さんを連れた人物を筆頭に、3名の卒業生の「お礼参り」を受けたのだった。
子供はよく寝ていた。やたらと髪の毛の多い子だった。

先ほど、酔っ払いながらしみじみ思った。
私たちは、子供たちの寝顔を見るために、生きているのではないだろうか、と。

静かに寝られるというのは、幸せなことなのだろう。
この今も「戦火(比喩を含む)」の下に怯えながら生きている人がいるはずだ。大人でも、子供でも。

生物の本能として、生殖という行為がある。
その類似品に「教育」があると考える。

それらの「愉しみ」を超えるものとして、「子供の寝顔を見る」という行為があるように思った。

ここにあるのは2018年4月11日 23:25の日記です。

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