魚を電気で焼くことについて

「極東ブログ ロースター」で検索してみた。昔見た記事がすぐに出てきた。
Panasonicマルチグリラーで魚や肉をこんがり焼いたらうまかった。煙もほとんど出ない

既に約8年前ではないか。少し驚いた。
よく「遠火の強火」とかいうフレーズを聞く。炭火焼が最強だとか?

現在の住居の「魚焼きグリル」は、成り行き上「電熱線」になっている。それを知った引っ越し当初は「ちゃっちいなぁ」って思ったのだ。コンロがIHであるのは良い(諦める)として、電熱線できちんと魚が焼けるのか、と。

焼ける。

「切り身」と指定して焼くと、勝手にきちんと焼き上がる。
ここに白状するのだが、この住居で魚を「最初から最後まで」焼いたのは、今晩が初めてだった。で、改めて驚いたのだ。電源オフから魚の取り出し(と焼き網の洗浄)は散々やっていたのだが、「焼き始め」には関わって来なかった。

で、先程気づいた。
強火=高温=適切な温度の電熱線
遠火=適切な赤外線の量=適切な長さの電熱線
ってことなのだ。
多分、ガスの魚焼きグリルより、電熱線の方が「炭火」に近い。炭火の売りは「水蒸気が出ない点」でもあると聞く。というか、『美味しんぼ』でそんな記述を見た記憶がある。電熱線も水蒸気を出さない。

で、「弁当爺」の言ってたことは正しかったのだな、と再認識したのである。しかし、よくもまあ、8年前の記事を覚えていたものだ、私の頭は。

多分、魚をガスで焼くのは、あまり利点が無いのだ。

ここにあるのは2018年3月22日 23:24の日記です。

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