昨日、職場ではほとんどの先生方が採点に勤しんでいた。
私より年上(だと思う)の先生から、飴を一粒もらった。ありがたくいただいた。ブルーベリーの飴だった。
「皆さんは大丈夫かも知れないけど...」というようなフレーズと共に、その飴は配られたのだった。
これは「目に良いという『疑似科学』を信じてしまっているのだろうなぁ...」と気づいた私は、近くに居た理科教員に聞いてみた。
「ブルーベリーが目に良いっていう話、どう思います?」と。
「え?目に良いんじゃないですか?」との返答。彼の方が若い。刷り込みを受けちまった世代のようだ。
私はざっと「ロドプシン界隈に対して、ブルーベリーが影響を与えるという説もあるようだが、私は嘘だと思っている」と伝えた。
ってな話をしていたら、私の隣の先生(私よりすこし年上)が「昨日、配偶者から『イチョウ葉エキス』を買い与えられた」という話をなさってた。
ブルーベリーについては、10年以上前に調べたっきりだったので、改めてググってみた。
数分後、理科教員の彼と私は、同じページを見ていた。
ブルーベリーエキス | 疑似科学とされるものの科学性評定サイト
である。
上記ページ、全体に「科学的」であろうとしているので、やはり説明が長くなる。一通り読むのは、私のような「物好き」であろう。ブルーベリーの効果を疑わない方は、そのような検索もしないのだろう。で、とりあえず前述の「飴を配ってくれた年上の先生」には、今のところ知らせていない。
知らせた方が良いのかな...?
私は、別のページもいつか読もうと思う。
ここまでが昨日の話である。
先ほど、イチョウ葉について調べてみた。その効果の真偽は今のところ保留にしておく。
とりあえず、興味深い記事があった。
試験勉強には"効かない"イチョウ葉なのに......機能性表示食品の今 | FOOCOM.NET
私が数年前からその存在を知り、尊敬している松永和紀氏の記事だった。この方、最初は男性なのだと思い込んでいた。
FOOCOM.NETなるサイトも、過去に見たことがあった。今後はもっとチェックしよ。
松永氏の本は、ついこの間一冊だけ読んだ。たまたま、勤務校の図書館の棚にあったので。
『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学(光文社新書)』(アマリンク)