まずは引用する。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/10/04/1325048_3.pdf
から
【アクティブ・ラーニング】(p3、4、9)
教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。
学修すか。
文科省の役人は、学修よりも学習を心がけた方が良いと思うんですよね。まずは「習う、倣う」ことをした方がいいと思うのです。
山積している「問題」、とりあえずは「部活による教員の過労」とか、「縁故採用の残存」とか。それらの解決をしているとは思えない輩が宣う『問題解決』なんて、片腹痛きことこの上ない。
資質を自問自答してほしいですね。
で、本題。
文科省は「遠隔授業」を推進したいんですか?
否定しないのは、ITベンダーからの献金や要請の結果すか?
ま、普通に考えれば「アクティブラーニング」と「遠隔授業」は、相反する「やり方」だ。
正反対に見える文書の存在は、「私たちはポリシーがありませんよ」っていう自己表現にしか見えない。
ま、「みんなで一つの方向を向く」ってのは、気持ち悪い。
でも、「国や自治体運営の『あれ』」に比較すれば、「教育のありかたの『これ』」の方が、「策定」は簡単だと思うのです。
「能動的な学修(笑)」を求めながら「受動しかなさそうな遠隔授業」を否定するわけではない。
そりゃ誰も聞く耳持たないでしょうな。
税金返せ。文部官僚とその下っ端、お前らは要らない。そんな「下らない文章群」作って、「自己満足」に浸るなよ。
存在意義なし。
過去の関連する日記
教員免許更新制について(2007年9月)
「殺すな、盗むな、うそを言うな」とさ。(2007年12月)
改めて文科省を貶す(2009年11月)
「学習指導要領案」は総花的で先送りだらけ。問題解決しようとしてないだろ、お前ら。(2016年8月)