ブルーライト、そしてバイオレット光は、目に良いのか、悪いのか?

私が普段チェックしている「個人」のページには、「バイオレット光」の記事を見てない気がするので、書いておきます。もう、5ヶ月前のコトなんですねぇ。

慶應義塾大学の研究だそうです。結構、私は衝撃を受けました。
現代社会に欠如しているバイオレット光が近視進行を抑制することを発見―近視進行抑制に紫の光―
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2016/12/26/161226_2.pdf

私は「水商売」を胡散臭く思っています。「古典的な水商売」ではなくて、ナノクラスター水とか、バナジウム水とか、水素水とかとかとか...。
で、「光商売」も胡散臭く思っています。

ブルーライトを研究している団体の元締めは、「ブルーライト研究会」なのでしょう。そのアドレスは面白い。
http://blue-light.biz/ ですからね。商売っ気を隠さなさすぎ。
このアドレス(url)に気づいた当初、私もFacebook(やTwitter)をやってました。
ブルーライト(業界)を揶揄する意味で、「『名は体を表す』のですね」って、この「事実」を投稿した記憶があります。誰かは「いいね!」をしてくれた記憶があります。

念のため記すと、アドレスの末尾が".biz"ってコトは、「ビジネス志向」なワケですよ。つまりは「金儲けが目的」。せめて、".org"とか、".or.jp"を取得できなかったんですかねぇ??
ま、そんなコトを気にするのは、「昔ながらのパソコンユーザー」かも知れませんけどね。

で、本題に入ります。

電磁波は、可視光線に近いところを記すと、以下の通りになります。

短波長→長波長
紫外線→紫の光(バイオレット光)→青い光(ブルーライト)→緑の光→黄色い光→橙の光→赤い光→赤外線

蛇足とは思いますが、紫外線より波長が短い方には"X線"などがあり、かなり危険です。
赤外線より長いものは"電波"と呼ばれます。ま、短波長よりは危険性が低いでしょうが、被曝しないほうが良いことは良いでしょう。

紫外線やブルーライトは避けるべきだけど、その中間のバイオレット光は受け入れるべき???
混乱しませんか?

ま、私に言わせれば「ブルーライト」なんて、気にすることは無いのです。ただ、「寝る前」には「明るいもの」を見ない方が良いでしょう。また、ケータイやパソコンのディスプレイは、使用している時刻に関わらず、必要に応じて輝度を下げる方が、目にも電気代にも優しいことでしょう。液晶モニタのバックライトには「青い光」が多いのは確からしいです。ただ、そんなに気にすることは無いのだろうと思いますね。


少し話は変わるのですが、この間メガネ屋さんに行って驚いたことがあります。「メガネ内側の『UV反射防止加工』はいかがですか?」って訊ねられたから。

メガネにおける「UV(紫外線:UltraViolet)カット」は、市民権を得ています。私もときどき、その加工を施したメガネを購入することがあります。また、(使い捨て)コンタクトレンズは、基本的に「UVカット」です。ただ今後、慶応大の研究が「確からしい」と判明したならば、UVカットは廃れていくのかも知れませんね。昨年末以降、興味を持って眺めています。

で、その『加工』について。
「メガネの内側に反射する紫外線が、目に入って悪さをする」なんてコト、普通の生活をしていたら、考慮に入れなくて良いと思うのですね。でも「紫外線は何となく怖いなぁ」って思ってしまうヒトは、その「オプション」を受け入れるのかも知れません。その「加工料」は両目で1万円だった気がします。もしかすると、2万円だったかも。

そのメガネ屋さん、基本的には丁寧なので好きなのですが、そのような「非科学的な営業」をしてくることに対して、すこし幻滅しました。メガネ屋さん業界も、いろいろ大変なのだろうけど、そんな「意味の無さそうな商品」を勧めてくるなんて...、って。


つーコトで結論です。少なくともブルーライトの「恐怖」は「無視」すべきだと思います。
って、気にしているのは私くらいなのかなぁ...、今となっては。

ここにあるのは2017年5月17日 00:50の日記です。

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