屋嘉銘茶とラフロイグ

昨年末、2度目の沖縄旅行に行ってきました。義理の父母などと共に、総勢6名の旅行でした。
シーズンが始まったばかりの「ホエールウォッチング」に行くも、季節が早く、クジラには逢えず。そして、私はクルーザーの揺れに酔い、かなり気分が悪くなったりしました。凄く久しぶりに「乗り物酔い」になったのですが、気分が悪くなってくるとテキメンに「視野が狭く」なっていきました。景色は流れるものの、脳の「記憶領域」に全然入らない、そんな感じ。そんな自分を客観的に眺めたりして、何とか吐き気はやり過ごしたのでしたとさ。

で、旅の途中で「沖縄 金武町 屋嘉の緑茶」を購入したのです。
職場で飲む「日本茶」を切らしていたことを思い出し、夕刻の暴風雨で人も少ない万座毛の売店にて500円で買いました。日本茶としては安いですね。で、その封を開けて飲んだのは、1月になってからです。

最初にその緑茶を口にした時、思い出したのが表題に書いた「ラフロイグ(laphroaig)」なのです。今はサントリーの扱いになっているのですねぇ。で、ボウモアもサントリー傘下なのか。何となく違和感がありますなぁ。

「海の匂い」がする緑茶というのは、初めて飲みました。日本茶としては、豪快な見かけです。500円という価格もありましょうが、テキトーな選別で、茶葉がデカいです。味については、なかなかおいしいです。高級な緑茶とは異なる方向性ではありますが、屋嘉銘茶はおいしいです。日本茶と中国(緑)茶の中間的な味わい、そこに加わる海の香り。

私が(数年の時を経て)口にした順番が「ラフロイグ→屋嘉銘茶」だったからこそ、私の脳はお茶を飲んでスコッチウイスキーを思い出せたのでしょう。ラフロイグは強烈な個性があります。私が買ったことがあるボトルは10年物です。高いからあんまり買えないし、飲み屋にてグラスで飲んでも高いです。
もし私が「屋嘉銘茶→ラフロイグ」という順番で出会っていたら、ラフロイグを飲んだとしても、私の脳は屋嘉銘茶を思い出さないのではないかと思います。それくらい、お茶にある「海の匂い」は微かではあります。しかし、私の脳はアイラ島と沖縄(金武町)を結びつけたようです。

面白い体験でした。
屋嘉銘茶で検索してみるも、その(海の)香りについての記述は無かったので、日記にしてみました。

ここにあるのは2017年1月22日 16:44の日記です。

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