8月18日朝に見た夢

基本的に「他人の見た夢」というのはつまらない。オチが無いから。
で、私は再び自分の見た夢を記すのだ。


私は、デイリーポータルZに呼ばれていた。ネット上に披露した「ファミレスのハンバーグを5kg食べる」という企画が彼らの目に留まり、「真の大食いチャンピオンを決めよう」という話になっていた。ディフェンディングチャンピオンとして呼ばれたわけだ。

会場のファミレスには、開店時刻である9時の前に着いてしまった。ちょうど、店内では「ファミレス店員」と「DPZ編集者」の会議が行われていた。窓の外から私はそれを眺めていた。
ファミレスは体育会系であった。DPZは、机の上に足を投げ出している御仁も居た。
「えらい違いだなぁ...」と思った。
写真に収め、ブログに披露しようかとも思った。が、それも無粋である気がしたので、写真撮影は止めておいた。

そのイベント開始まではまだ時間があった。近くの駅まで散歩することにした。会場は鎌倉の近くであった。ヒマなので切符売り場上の路線図をボーッと眺めていたところ、20代と思しき女性が「複雑な路線図」を目の前にして「あの駅に行くには、どの線に乗るべきか」と独りごちていた。
私は、駅備え付けの時刻表を調べ始めた。近くに居た50過ぎのオッサンも、同じ行動を取っていた。
結局のところ、オッサンも私も、明確な答えは出せないまま、その女性は改札へ入っていった。
私はふと、自宅で待つ家族のために「お土産」を買うべきであろうコトに気づいた。駅の売店では、チーズケーキを売っていた。無難だ。不味いことは無かろう。私も好きだ。
ケーキの包みをプラプラぶら下げ、私は再びファミレスへ向かった。
何と、会場入りの行列が500名を超えていた。仕方ないので、私もその行列に並んだ。
やっと会場には入れたものの、一人一人の「飲食スペース」は狭かった。地べたにそれぞれ座っていた。ある参加者(大人)が背中に背負っている赤いランドセルは、通路にはみ出していてとても邪魔だった。

「ディフェンディングチャンピオン」である私なのだが、席が見当たらない。既に、地面に座っている参加者に対しては、最初の「500gのハンバーグ」が配付されていた。取りあえず、わたしも隙間を探して座るのだった。
私の隣に居たのは、30絡みの兄さんだった。何故か「ハンバーグ」に「鶏の手羽先」が混入していた。ソースはデミグラスっぽいヤツ。
「こまりますねー」とお兄さんに愛想をふりまくのだった。

「ハンバーグ来ないなぁ...」と思っていたら、私の視線の先には「宮城マリオ」氏の姿があった。私が「ディフェンディングチャンピオン」であることをご存じだったらしく、彼は私をVIP席へ呼び寄せてくれた。
私は、取りあえずハンバーグの到着を待っていた。この席も基本的に地べた。私の後ろに座り込んでいるお兄さんは、早朝からの移動のせいか、眠気を催したようであり、私の背中に頭を押しつけてきていた。正直ウザかった。でも、言えずにいる。
そんなこんな?で、食料が私の目の前にも来た。
ハンバーグを食べるのであるが、付け合わせのブロッコリー等も全て食べた。その後に気づいた、付け合わせは「最初」しか与えられないことに。後はひたすら肉を食べ続けるしかない。少し苦痛だ。野菜を残しておくべきだった...。

とりあえず、目の前の食べ物は完食した。のだが、追加のハンバーグ、待てど暮らせどやって来ない。一気に食べないと、満腹感が襲って来てしまうではないか....。場繋ぎなのか何なのか、BGMにはAM放送が流れていた。吉田照美氏によって、最近有名になりつつある若手芸能人の評価が行われていた。仕方なしに、私は聞くともなしにそのラジオに耳を傾け、暇を潰していた。
ふと気がつくと、屋内だと思っていた会場は丘の上の吹きっ晒しになっており、風雨が強まっていた。雨粒が頬に当たる。放送か何かで「会場へ戻ってください」との指示が出る。
確かに、この場所に居続けても良いことはなさそうだ。しかし、一部の生徒が会場から離れてしまったらしい。この悪天候の中、行方不明気味になってしまったわけだ。どうも、私は彼らを引率する立場だったようだ。当然、その状況に陥るまで、生徒を引率しているという意識は全く無かったのである。
丘の下は盛大に洪水になっている。仕方なく、近所の家から青竹を借り、幾人かでそれを握りしめ、水に拐われないよう気をつけながら、駅とは反対側へ下りていく。そして、やたらと澄んだ洪水の中へ足を踏み入れる。
幸いにして、水はどんどん引いていった。気がつけば、既に多少の水たまりが残る程度になっている。現地の学校、中学か高校かは分からないが、水の引いた校庭で部活動を再開している。しかし、一部の生徒は依然見つからない。大水に拐われてしまったのだろうか...。

とりあえず、現況報告をせなばなるまい。別の教員のケータイに電話をかけよう...

という場面で目が覚めた。
ここまで意味不明な夢も珍しかったので、忘れないように話の要点をケータイにメモったのだった。そして今日の清書?に至る。

ここにあるのは2016年10月 5日 23:34の日記です。

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