この話は、記したことがなかった。また、検索したこともないが、ネット上で見た記憶もないので、記す。
私は非喫煙者だ。
最近は少なくなったが、「光化学スモッグ」の注意報が、杉並区に出ることがある。で、その空の下で、きちんと屋外の部活動を行ったこともある。大体において、この「注意報」が出る前に、私の呼吸器官は異変を察知する。息が深く吸えなくなる場合が多いのだ。光化学スモッグが発生している場合は、何故だかむせそうになる。でも、大体において、むせたり、咳込んだりすることはない。この「身体の反応」は、同じ場所にいる生徒にも出現する場合がある。また、授業中などに「光化学スモッグって、むせそうになるよね」という話をすると、「そうだそうだ」と同意する生徒も多い。
で、この「むせそう」な感覚を、全く感じないという人たちもいる。そう、喫煙者だ。
私の前にソフトボール部の顧問をしていたお方(故人)は、立派な喫煙者であり、酒飲みだった。20年くらい前、ソフト部の面倒を見てくれていた卒業生も、立派な喫煙者で酒飲みだった。彼らは、普段から煙を大量に吸っているためか、光化学スモッグを「喉で感じる」ことが無いと言っていた。というか、私が屋外での部活指導中に「何か、空気が吸いづらくないですか?」と尋ねても、「分からない」という返答が返ってくるのだった。でも、生徒たちは「息がしづらい」という。そんなことが数回繰り返されたので、「喫煙者の喉は光化学スモッグに鈍感らしい」という結論を得たのである。ウィキペディアなどを見ると、光化学スモッグの主成分?はオゾンである、みたいなことが書いてある。しかし、光化学スモッグと、コピー機の周りに漂う「生臭さ(これは高電圧によって生じるオゾンと聞く)」は、似ているとは思えない。
話は変わるのだが、最近の生徒に「コピー機をずっと回してると、生臭くなってくるでしょ」と尋ねても、明確な反応が返ってくることが少ない。それは何故なのか、やっと今年になって気づいた。それは「コピーをとる機会がない」からなのだ。何か「資料」が必要な場合、彼らが最初に行うのは「ケータイでの撮影」なのである。確かに、あれはタダだ。コピーは大体10円くらい必要になる。そりゃ、コピー機の臭いも知らないわけだ。
で、入浴剤。特に「発泡性」のやつ。あれも、むせることがある。ま、この件については、喫煙者の意見を聞いたことはない。自分(と子供)の感覚だけである。「発泡入浴剤」の草分け的存在である花王の「バブ」、あれは絶対にむせない。でも、その「類似品」には当たりはずれがある。「発生するガス」を吸っていると、むせそうになる場合が多い。あれは何なのだろうか? バブによって発生する二酸化炭素は純粋に近く、パチモンから発生するガスには微量の不純物(ガス??)が混ざっているのかもしれない。が、分析にかけたわけでもないので、よく分からない。そして、検索もしない。検索して「なるほど!」という記述に出会ってしまうと、この駄文を世に出す気力が失せるからだ。