謹賀新年。
最近はあんまり「初日の出」を見ていなかった。昨日も今日も明日も、皆同じ1日でしかないし。とか言いながら、一応年賀状は元日に届くように投函したりするのだった。
で、初日の出を久々に見た。成り行き上、首都高の上から。
大晦日あたりから、東京はよく晴れて暖かい日が続いている。元日の朝もほぼ快晴だった。
その日は日の出がよく見えたのだが、富士山もよく見えた。羽田空港の近くからは障害物も無く、とても間近に富士山が見えたのだった。で、「写真でも撮ろうかなぁ」と、一瞬考えたが、止めておいた。「美しい富士山の写真」なんて、世の中、と言うかネット上にはたーくさんあるだろうから。
前にも書いた気がするが、写真、特に風景写真を撮ろうかと考えた直後に「ネット上にもあるはずだな」と考え、撮影が面倒になってしまうことがある。
別の理由に、風景写真は自分の「感動」を上回る作品に仕上げるのが難しいってコトもある。多分、職業写真家か何かなら、「写真に残すこと」が最終目的だろうから、構図やらレンズの焦点距離やら、露出その他に気を配り、「ほぼ狙った通り」の図版を得るのだろう。私は素人だから、そこまでの気合が無い。ま、努力自体を放棄している面もある。手元にあったのは iPhone4s だけだったっつーコトもありますが。
で、言いたかったのは「富士山は神々しいなぁ」ってコト。「ニホンジンとしての刷り込み」だけでは無いと、改めて思いました。ほぼ単独の火山で、あれだけしっかりと立ち上がってるってのは、やはり異常だと思う。