先日、久しぶりにママチャリの後輪のチューブ交換をした。たしか、2回目である。今回と前回は別の個体である。
2時間くらいはかかるだろうなぁ...、と考えていた。やはり、1時間半程度はかかった。本職の方ならば、もっと早くできるのだろう。しかし、そのために数千円支払うのは癪なので、暇な日の朝にやってみた。そもそも、そのママチャリ自体が3万円もしなかった。ま、ママチャリの3万円は高級品ではあるが。
結果的には、表題の工具が「過去に買ってあった」ため、一応完了できた。
今、改めてネット上を検索して気づいたが、「内装ギア(変速機)」がついて無くて良かったな...、と。前回は「変速機無し」だった。今回は「外装」の「後輪5段変速」だったのだ。
チャリンコを弄くるコト自体は、中学生くらいの頃から結構やっている。その当時の経験で、外装の変速機については特に忌避する気持ちは無い。一応、私はビアンキのロードレーサー(後輪に9段ギアのシマノ105が付いてるヤツ)も持っていたりするのだが、ほとんど乗らず(乗れず)、実家に置いたままになっている。
自転車の後輪のパンクならば、ママチャリの場合「チューブを引っ張り出して」行うのが基本である。ロードレーサーならば、簡単に後輪は外せるので、もっと簡単だ。今回のチューブ交換は「イギリス式バルブがブチ折れる」という、「チョー意味不明」な事故があったためである。普通、あの部分は破損したりしないと思うのだが、「使用者であらせられるお方」が見事に破壊してくださったのだった。2週間ほど放置してあった。
今回、チューブ代の800円程度で直せたので、私としては「仕事したなぁ...」という感覚がある。ま、壊してくれない方が良かったわけではあるが。
で、表題のレンチ、そいつは「自転車の練習の一環として、子供用の自転車のペダルを外すため」に、以前に100均で買ったものなのである。ここでまた、そのレンチが有効活用されることになるとは思わなかった。後輪の車軸くらい、モンキーレンチで外せるものだと思っていた。というか、中学生くらいの時も、前回も、車軸のナットはモンキーレンチで回せたのである。今回、後輪を外す際も、最初はモンキーレンチを使ってみた。しかし、びくともしなかったのである。モンキーレンチは、そもそも「大きな力でネジを回すため」のものではない。それは承知している。
最初、モンキーレンチを使った時「これは、全然動かないなぁ。今日の修理は諦めるしかないか...」と考えたのだった。ペダルのナット?のサイズとママチャリの後輪のナットのサイズが、たまたま同じだったのは、本当に幸いであった。家にある本格的な長さを持ったレンチ(力を込められるレンチ)は、この1本だけなのである。
さっきまで知らなかったが、ママチャリの前輪のナットのサイズは14mmらしい。前輪と後輪でナットのサイズが違っているなんて、全然知らなかった。ま、モンキーレンチを使っている限り、気づくはずも無いのだけれど。
「有効活用」という点では、JR阿佐ヶ谷駅北口の金物屋で購入した「レンチのセット5枚組」も役に立った。ママチャリのドラムブレーキ脱着の際に、10mmのレンチが居てくれて助かったのだ。同じようなものは100均でも売っているはずである。その「レンチのセット」は300円以上したような記憶がある。400円超えだったか? そいつは、何故か無駄にペンキで塗装されているのである。ペンキを付着させる分だけ、精度が落ちてしまうだろうに...、と思いながらも購入せざるを得なかったことがあったのだ。何でそれを買う必要があったのかは、忘れた。何しろ、100均というとても便利な「お店群」が存在する今、あんまり金物屋さんには行かなくなってしまった。その「高価?」なレンチも存在価値が再度発生したので良かった。
それらの勇姿を以下に。
そして、次回の「レンチ達」の出番が、なるべく先になることを願うのである...。また、「内装ギア」の自転車が我が家にやってきた日には、その仕組みを研究しておく必要があろうな...。