なんて、初めて知った。
アダマンタン(ウィキリン)という物質も知らなかった。
ヘキサメチレンテトラミン(ウィキリン)の構造式を見て、美しいから分子模型で再現してみることにした。
使ったのはMOLYMOD(画像ググリンク)という舶来の分子模型セットである。株式会社ナリカが(普通に)取り扱っている。
そもそも、この製品が私の職場にやってきたのは、先輩が見繕ったからだと思うのだが、誰がこのMOLYMODに白羽の矢を立てたのかは知らない。
このMOLYMODは非常に良い。適度な大きさで、壊れにくいのである。まあ、決して安くは無いけれど。なんだかんだで職場には20セットくらいあるのかな...。ざっと計算しても30万超か。
私も個人的に分子模型を買おうかと思ったこともあるのだが、結局買ったことは無い。ま、自分で買うならモルタロウ(画像ググリンク)かと思っているのですが...。
で、ヘキサメチレンテトラミンの分子模型を作成してみた。
なお、ヘキサメチレン"ジ"アミン(ウィキリン)は「6,6-ナイロンの原料」ということで、高校化学では必ず教科書に出てくる物質だ。また、生徒実験としても扱われるし、私もナイロンの合成を生徒にやらせたことがある。私も高校時代にこの実験をやらせて貰った。
水素原子まできちんと付けてみると、「加水分解でアンモニアとホルムアルデヒドが発生する」ことが分かる。というか、私はここまでやって、やっと「ホルムアルデヒドが出るなぁ」って実感できたのであった。化学は素人なもので...。
先日、利根川に流れたホルムアルデヒドが放射能由来だとかいう「くそツイート」が流れてた。相変わらず、日本には放射脳が生きていると思った。ああいうのは、スルーするのにもエネルギーを要する。だったら、tweetbuzzなどをチェックしなければ良いのかも知れないが。
何しろ、理科教育の非力さと必要性を思うのでしたとさ。
関連する過去の日記
ホルムアルデヒド移染とテロルの防止(2008年1月)