読売新聞社説(の一部)に異議申し立て

デジタル読解力 情報を見極める目養う指導を(7月4日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110703-OYT1T00777.htm (←既に見られなくなってた)
から引用

 茨城県つくば市のように、コンピューターを活用した教育に取り組む自治体が増えている。
 例えば、中学社会の授業で、自分たちが住む県のホームページから地元の産業政策を調べたり、ネットの掲示板を使って他校の生徒と意見を交換したりしている。
 文部科学省は、こうした実践事例を数多く集め、ネット上での公開を進めて、広く学校現場で参照できるようにしてもらいたい。

まず、社説が取り上げている「事例」がショボい。コンピュータを使う必然性が今ひとつ感じられない。
「研究授業(なのかな?)」自体を見たワケじゃなく、読売新聞記者という「経年劣化したフィルター」越しの情報なので、本当のところはよく分からないけれど。

で、本題です。
「教育情報データベース」や「指導事例集」ってのは、結構昔からあるのですね。ただ、クニが作るサイトってのは、ろくなものになってない気がするのですわ。
個人・企業や大学あたりが自主的に運営してるサイトの方が、マシであることが多い気がします。

Google や Yahoo! に引っかからない情報は、ネット上では存在していないと同じだと思うのですね。
「理科ねっとわーく」みたいなサイト、あれなんか著作権的にガチガチになっちゃってて、使いづらいことこの上ない。そんなところに税金が使われているのが頭に来る。
教科書会社が作る DVD-ROM の方が、余程使い勝手がよい。

文部科学省には、別に「データベース構築」は求めないな、私は。

ここにあるのは2011年7月19日 16:21の日記です。

ひとつ前の日記は「Google+ にお招きいただいた。」です。

次の日記は「天国に一番近い便」です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。