私は十数年、職場でパソコン関連の業務をやっている。
「外字職人」としても、活躍してきた。あんまり活躍したいわけではないのだけど、要請があるからやってる。
本当は「大学入試センター」みたいに、外字(異体字)を無視する方向で仕事をしたいと思っている。
辺という字には、たくさんの異体字がある。
少なくとも、私の職場では10種類くらい作成されてきた。
この4つの文字は、少しずつ違う。
で、部首「しんにょう」については、点が1個も2個も「手書き」では区別する必要がないと思っていた。昨年の「常用漢字」増で話題になった領域?だ。私は、上の右端と左端の文字は、どちらも手書きならば以下の字形で良いと思っていた。
で、昨年末、初めて「私の名字は、点が2つなんです!」という生徒に出会った。
彼女が言うにはこういうコトらしい。
黒板に彼女の名前を書く時は、常に緊張する。
で、徳という字にも異体字がある。德という字だ。「心」の上に横棒が入っている。
中国では、基本的に横棒が入っている文字を使うようだ。日本では、横棒は省略するのが普通だと思う。
中国を訪れるたび、簡体字が少しずつ読めるようになっていく。厳密に言うと「日本の漢字(?)では何に該当するのかが把握」できていく。喋ることは相変わらずできないんですけどね...
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頭痛(2010年4月)