「理化」は「理科」ではありません。
昨日、表題の大会に行ってきました。@都立上野高校。
職場の上役に最近よく言われるのです。「研修に行ったら、それを還元しなさい」と。
自分が聞いた話、見た事を、オシエゴに還元するのは簡単です。そのための時間と機会はあるだろうから。雑談の一部に紛れ込ませたりして。しかし、研修で得た事を同僚に伝えるのは、なかなか難しい。こっちも、向こうも、忙しいですから。
自分が費やした時間(昨日の場合は途中参加だったので約2時間)の半分でも使えれば、そこそこのコトは同僚に伝えられるでしょう。しかし、私が面白いと思った事でも、同僚が面白いと思うかどうかは分からない。とりあえず今回は、自分用と同僚用(理科の回覧に回してもらう)として、配付された資料を二部ずつ貰ってきました。
大体、研修や授業というのは、"face to face"で行われるから、伝わる「ナニカ」があるはずなのですよね。書物だけで全てが伝わるのなら、そもそも「学校」の存在意義は無いわけで... って、上役には言いませんけどね。で、とりあえず、出張報告の下書きとして、このエントリを作成してたりします。
では覚書を。
世の中には「高真空用グリース」というものがある。
私の職場では、今まではワセリンなどを用いていました。上記グリースは粘度が低いため、様々な化学実験にも有用らしいです。エーテルなどの蒸気圧を生徒に「体感」させられるそうです。面白そう。
ある学校では、発泡入浴剤の材料となる試薬の「最適な質量比」を求めさせるため、実験方法から考えさせた。
なかなか面白いと思いました。
"Turning Point"というツールがあり、パソコン(とパワーポイント)があればリアルタイムにアンケートを行える。
カード50枚とレシーバーで40万円ほど。
カードはアメリカで買えば2,000円/1枚だが、日本の代理店経由だと6,500円/1枚となってしまう。
集計のためのソフトは、無料でダウンロード可能。
オラも欲しい。楽しそう。
過冷却状態の水に、「種結晶」を入れた場合、ヨウ化銀と氷では、生じる結晶の見かけが違う。
「結晶系」となどという語句を聞くと、大学時代を思い出します。「結晶」や「相」ってヤツ、何となく惹かれます、謎が多いので。