昨日は職場で「定期検診」が行われた。
私の排泄物(大)は、今朝も白い煙幕の中だった。便器の中からハットリ君でも出てきそうな雰囲気であった。とりあえず、便秘にならなくて良かった。過去に一度、酷い目に遭ったことがあるのだ。
私の生涯、ただ一度の便秘は硫酸バリウムに拠るものである。あれは辛かった。
当然のコトながら、昨日は尿検査も行われた。業者が変更になり、システムも変更された。そのため、男子トイレには、数十個の排泄物(小)入り紙コップが並んでいた。初めて遭遇する景観だった。そして、あれだけ他種類の尿を見たのは初めてだった。濃さと透明度が悉く異なっていた。面白かった。
ちょっと、それらを混ぜてみる、あるいは糖類を滴下する誘惑に駆られたが、止めておいた。
最近、というか、ここ数年、「サントリー角」の CM では「ハイボール」を推しているようだ。基本的にウイスキーはストレート(&チェイサー)で飲むべきだと思う。しかし、私はハイボールも割と好きである。
で、ハイボールで忘れられない店がある、阿佐ヶ谷に。
その店は10年以上前、職場のセンパイ(この日記群に最も良く登場する、国語科の酔っぱらい)に連れて行ってもらった。ハシゴ酒の一環として。
私はハイボールを注文した。多分何かのバーボンだったはず。
店長らしきヒトのハイボール作成は、最後の手順だけで1分程かかったのではないだろうか。グルグルグルグル... グラスの中身が「水割り」になるまで、彼は念入りにハイボールを破壊した。
そのバーでの記憶で、今も色鮮やかに残っているのは、そのデキゴトのみである。
しかし、あの店は、確実に「酔っぱらいを捉える何か」を持っているようだ。大学時代のサークルの後輩が通った店でもあったそうだ。その店を訪問した直後(1,2年も経たないうち)に聞いた。
彼は私と同じ1971年の生まれなのである。私は1月、彼は2月。一浪の後、鳥取砂丘の横から東京の大学へとやって来た。大学時代、彼は小金井のアパートに下宿していた。よく襲撃させて頂いた。彼の最初の就職先は近畿日本ツーリストだった。住居はそのまま小金井であり、勤務地はお茶の水だった。帰宅時に高円寺や阿佐ヶ谷で途中下車するコトが多かったそうだ。確かに、駅周辺に飲み屋が多い。で、阿佐ヶ谷のその店(ジャズバー)へも、度々行ったそうだ。
彼は今、実家のある鳥取へ戻っている。
前述の国語科の酔っぱらいは、数年前に退職している。
ジャズバーは阿佐ヶ谷のホームから看板が見えるので、営業を続けているようだ。
どんな「ハイボール」が出されているのか、あるいは壊され続けているのか。その疑問は、私の中でエイジングを続けている。
過去の「ハイボール」についての日記
ハイボールについて真面目に考えた
ウヰスキー