この1年くらいかしら?、"パワースポット"ってコトバは、私の「エセ科学センサー」に引っかかる。
2009年2月9日現在、"パワースポット"についての日本版ウィキペディアの記述は、石石混淆って感じだ。
この"パワースポット"、「出典を必要とする記事」と「オカルト」ってカテゴリに分類されている。良い傾向ですね。
こういう「エセ科学」は、中途半端に科学的な語句を織り交ぜることによって成立する。理科に弱いと、いろいろ騙されるッスよね。"パワースポット"って、言い出しっぺは誰か知らないけど、今は観光業界が促成栽培の柳の苗を植え、ドジョウの稚魚を放流して待っているように思えます。
分かりづらい比喩ッスか?
なお、経済に弱くて欲が深いと、ネズミ講に引っかかりますな。
そして、うかうかしてると、私のような教員・ここ ariori.com のような変なサイトに騙される。意識的に騙しているつもりはありませんが。
見た目が神秘的、というか、無神論者であるはずの自分が「神々しさ」を感じた場所、いくつか思い浮かびます。
日本で無理に絞ると、摩周湖(画像ググリンク)と高千穂峰(画像ググリンク)です。
パワースポットって、見るとエネルギー(って何?)が得られるのですかねぇ?
あるいは、近寄ってこそご利益があるのでしょうか? やはり距離の2乗に反比例するのかな?
何にせよ、地球上には限りなく"パワースポット"がありそうな気がします。狭い日本でも、相当数存在するらしいですから。
そして、この供給過多な「パワースポット」、宇宙全体で積算するならば、宇宙のどこに居ても、そう、アナタが今居る場所でも、その"パワー"の恩恵を受けられそうな気がしませんか? だって、惑星の数は「星の数」以上、つまりほぼ無限に存在するハズなんですよ。
で、私は太陽は凄いと思うのですよ。あれほど「地球上の生物」にとって、有り難い存在はない。バリバリにエネルギーを感じます、皮膚から直に。
結論 「パワースポットなんて気のせい」