昨日、東京私立中学高等学校協会が主催する講演会に行ってきました。
日時 平成20年12月6日(土)午後4時 ~6時
会場 開成中学高等学校 荒川区西日暮里4-2-4 電話:03-3822-0741
演題 「天気予報は見て貰ってなんぼ!」
講師 木原 実 氏(日本テレビ天気コーナー担当 他)
スミマセンが、実は私は木原さんのやってる天気予報って、あんまり見ていないのです。
朝テレビ見るなら「めざましテレビ」であり、夕刻は大体 NHK にチャンネルが合っている場合が多いから。
NTV の番組、時々見るコトもありますが、「周りのコドモがうぜぇなぁ」って思ってしまうのです、スミマセン。
話を聞いていて、「へぇ」って思った点をいくつか。
・NTV の天気予報は「グリコのキャラメル作戦(おまけの付加価値で勝負)」である。
・木原さんの周りに群れる子供は、小学6年生以下である。(年齢が上がると、奇を衒ったりし始めるため)
・NTV には、13名の気象予報士が詰めている。
・NHK の「冬将軍」は何故に和風なのか。(冬将軍とはナポレオンが苦戦したロシアの寒気だから、洋風では?)
・天気予報の「所により」は、降水が予想される面積が、指定された地域の1/2以下(未満?)となる場合。
・旬のキュウリの生産エネルギーは996kcal/kg、ハウスものは5054kcal/kg(こちらが元ネタ)
全体で2時間の講演だったのですが、話術も巧みで、一気に終わってしまったように感じました。
お人柄としては、真面目で勉強熱心であり、バランス感覚の優れている方だなぁ、って思いました。偉そうでスミマセン。
ひまわりが古くてヤバいって話も出ました、私はこちらのサイトを見たので、知ってはいました。
ひまわりの陰で - BI@K accelerated: hatena annex, bewaad.com
ご存じなかった方(教員)は、結構居たようです。
また、私も以前から思っていたこととして、
・夜の晴天は、月が出ない場合(たとえば新月)もあるのだから、月の絵が晴れのマークなのはおかしい。
ってのもおっしゃってました。激しく同意します。ま、どうでも良いことでもありますが(笑)。
講演の最後は「地球温暖化」に話が及びました。様々な書名を紹介してくださいました。今後、いくつか読んでみようと思うものがありました。
木原さんは最後におっしゃっていました、「勉強するほどに"地球温暖化"は複雑で分からなくなる」と。激しく同意します。
「分からないことが多いからこそ、勉強は必要なのだ」とおっしゃっていました。しかしまた、気象(特に日本風の「侘び寂びチック」なもの)に興味を持つ小学生中学生が居るわけもない。小学生は、気候の変化に風情を感じるよりも、目の前の木を登るのが普通だ。ともおっしゃっていました。確かに。
今後はなるべく、NTV を意識的に見るようにしようと思います。ミーハーだから。
余談です。
『舞妓Haaaan!!!』って、すごく面白い映画だと思います。テレビ放映で見ました。
あれは、NTV 所属の社員が、NTV のシゴトとして作成した映画だそうです。『252 -生存者あり-』も、同じ系列の映画だそうですわ。
でも、私は映画館に行かないのですね、全然。スミマセン。
私の「地球温暖化」関連の日記はこちらです。木原さんとは、話が合いそうに思います。勝手に親近感。