情報A の授業で、著作権についての学習を行っている。
日本文教出版の『新・情報A』を基本に使いながら、著作権法の条文などはネット上で検索してもらっている。
私の設定した課題(設問)を披露させていただく。
これは、職場の先輩「情報科教員MT」氏が作成したものを改変している。
問1 以下の問いに答えよ。
1『著作権法の目的』とは何か。
2著作権法における『著作物』の定義を示せ。
3以下の著作物について、『著作権の保護期間』を示せ。
・実名の著作物
・無名又は変名の著作物
・団体名義の著作物
・映画の著作物
4『引用』とは何か。
5『引用の範囲・仕方』についてのルールを記せ。
6『引用物の出典の書き方』の例を記せ。
7テレビ番組を個人的に録画して楽しむ場合、各テレビ局からの許可は必要か。
8学校の授業で『テレビ番組を録画したビデオ』を見せた。この行為は合法(法に触れない)か、違法(法に触れる)か。
9文化祭の時に不特定多数を対象に、1年前の映画のビデオ放映を行った。この行為は合法か、違法か。問2 指定されたフォルダにある、次の2つのファイルを参照し、以下の問いに答えよ。
ファイル1 福島中央テレビ [アナウンス室] 日記.gif
ファイル2 ぐっちーさんの金持ちまっしぐら.mht1どちらの人物が法を犯した側か。また、その根拠を述べよ。
2どういった点が法に触れているのか、具体的に説明せよ。
私として面白がっている(生徒にとって面白いかどうかは知らないが)課題は、最後の部分である。
福島中央テレビのブログは魚拓しか残っていないので、それをキャプチャしたものをつなぎ合わせてgif画像とした。また、職場の生徒用アカウントでは、ブログの類は基本的にフィルタリングのブラックリストに入っている。そのため、ぐっちーさんのブログを直接見ることはできない。ブログを「Web アーカイブ、単一のファイル」という形式で保存させていただき、サーバーの参照用フォルダにコピーしておいた。
で、生徒たちの課題をやらせたところ、面白い現象を発見した。
2つの文章の内容が酷似していることは、皆すぐ気づくらしい。
しかし、「どちらの人物が法を犯した側か」という設問に対しては、多くの生徒は直感的に「ぐっちーさん」を悪者と見なすようだ。ブログなどを書いているような生徒は、記事の投稿日の違いに気づくようだ。しかし、そこまでパソコンに染まっていない生徒は、名前あるいはサイト名の印象から「アナウンサー」の方がマトモであり、「ぐっちーさん」の方が悪者だと思ってしまいがちなようだ。
ま、確かに「金持ちまっしぐら」はあまりよい印象は持たれないかも(笑)
ってコトだと、私のサイト名ってのも、なかなかイカしていると思うのですが、いかがなのでしょう?
高校まで出て、古文を習った人ならば、かなり印象的な語句なハズだから。
最近、この腐れ日記を知った方もいらっしゃるでしょうから、改めてサイト名「ありおり」の由来を。