最近、阿佐ヶ谷周辺では、朝方にごく小さな羽虫が飛んでいるコトがある。また、2週間くらい前、ソフト部でノックをしていたら、終了後に生徒が「虫を食べてしまった」と言っていた。当然、食べたくて食べたワケでは無く、グラウンドに蚊柱(蝿柱?)が存在していたためだ。
自転車通勤していた頃は、口やら眼やらに虫が飛び込んでくることがあった。少なくとも1ヵ月に1回程度は、そういった現象に遭遇していたように思う。片道3分程度の通勤時間だったが。
そんなこんなで昨日、久しぶりに以前の住まい(アパート)の近くを歩いていて気付いた。世界中では、結構な量のハエ・カが、ヒトの口や鼻や眼に入ってしまっているだろうコトに。
これは、単純な関数で表されるハズだ。
ただし、地球上におけるハエやカ、あるいはヒトの分布には、相当な偏りがあろうから、ハナシを簡単にするために、計算対象を日本に限定するコトにする。
1日に日本で不慮の死を遂げるハエ・カ = (日本の人口) * (1日のうちにハエ・カを食べてしまうヒトの割合)
ここでは仮に、1人のヒトは3ヵ月に1回、そういった現象に出会ってしまうとする。つまり、確率は90分の1である。計算が面倒だから、100日に1回、つまり100分の1、0.01としよう。また、日本の人口も面倒だから1億にしちゃう。すると、「1億掛ける0.01」で1日あたり、100万匹(?)のハエ・カ類が、ヒトに摂取されているコトになる。「1日あたり100万匹」である。毎日メガヒットだ。
「1メガのハエやカの質量」は如何ほどか?
仮に、小さい羽虫が体長1mmであり、そのカタチは立方体であり、その密度が水と同じとする。すると、その質量は「1グラムの1000分の1」つまり0.001グラムになる。昆虫が「立方体」だったり、「水と同じ密度」だったりするってのは、実際有り得ないだろう。しかし、昆虫の体長は1mmよりも大きいだろうから、それほどめちゃくちゃな値では無いと思う。
で、0.001g * 100万 = 1000g つまり「1kg」ものハエやカが、日本では毎日毎日食されているコトになる。
私の感覚からすると、実際にはもっと大量のハエやカが不慮の死を遂げているように思われる。
「宇宙塵(メテオロイド):ググリンク」も1日あたりでは、相当量(数百kg~千数百kg?)が地球に降り注いでいるってハナシを聞いたこと(読んだこと?)がある。そのハナシを思い出して、この「蝿ばなし」を書いてみた。