余計な一言

朝の新宿で、人身事故だか何かがあった日だった気がする。

私が乗った JR 中央線で、新宿出発直後、車掌がこう言っていた。
「電車遅れております。発車間際の無理なご乗車はお止めください」

だいたい、人身事故が起これば、電車は遅れる。
山手線や総武線、埼京線など、新宿発着の電車は、みんな遅れたのだろう。

遅れた電車に乗ってしまったからには、早く次の電車に乗りたいと思うのが、ワーキングプアである日本人の正しい姿であろう。
だから、目の前のホームに電車が止まっていたなら、その電車が定刻から遅れていようがいまいが、さっさと乗りたくなるハズだ。
その人々に対しての「(私の考える定刻より)電車遅れております」の一言は、全く無意味であり、「余計」以外のナニモノでもない。

アナウンスするなら「発車間際の無理なご乗車はお止めください」だけで十分なのだ。
車掌はプロの仕事人なのだろうから、その程度の配慮はしてほしい。

って、5秒くらいの間に考えた。

ここにあるのは2008年5月22日 23:46の日記です。

ひとつ前の日記は「「うま味調味料」入り緑茶」です。

次の日記は「お宅、もしや「電力線LAN」?」です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。