花を愛するロクデナシ

数日前の夕刻、不思議なオサーンを見た。
彼(50歳前後?)が行ったことを、時系列で。

1.まさに開花した街路樹のハナミズキを、20cm 程、手折る。
2.手に持っていた壊れたビニール傘を、彼とは関係なさそうなマンションのゴミ捨て場に投げ捨てる。
3.彼の住居であるらしい、少し離れたマンションへ。

何故にハナミズキを手折ったのだろうか? 部屋に飾る? 奥さんか誰か、あるいは年老いた親にでもに見せる?
芸術系のシゴトをしており、そのモチーフとして?

私は基本的に花を手折るようなことはしない。
花は花として、生きている状態を見るのが好きである。花束になっちまったモノを入手した場合は、可能な限り長生きさせてやる。

あの街路樹は私の払った税金だって投入されているはずだ。所有権のごく一部は私にある。しかしまあ、花を家に持ち帰るのは許してやるとしよう。

不要になった壊れたビニール傘を、自宅間近の関係ないマンションに、それもゴミ収集日を無視して放置するなんて、真っ当なオトナのすることでは無い。全然褒められた行為ではない。

碌なオサーンじゃねぇ。そのオッサンを見て不愉快になった私だった。
なので、日記に書いて少し精神を解放。

ここにあるのは2008年4月24日 23:44の日記です。

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