光市の母子殺害犯に死刑判決が下ったらしい。
私は、死刑廃止と存続、どちらを選ぶかと問われたら、存続を選ぶ。
そして、被害者親族による私刑での死刑導入も提案しちゃう。
ただしヒトがヒトを裁く場合、死刑になるような凶悪な犯罪に限らず、必ず「冤罪」の危険性がある。つい最近も「痴漢の加害者に仕立て上げられたオッサン」が居た。
公僕である裁判官によって、冤罪の可能性が限りなく0に近いと見なされるならば、凶悪犯の「処遇・処分」は被害者の関係者に任せても良いのじゃないかと思う。
ただし、私の貧弱な想像力に拠るならば、例えどれだけ憎い存在であっても、ヒトを殺すというのは後味の悪いものにはなりそうだ。
この間の水曜日の夜、TOKYO FM で不思議な番組をやっていた。結構聞き入ってしまった。
ゲストの男性曰く、日本に税金を収めているヒトは、その金がアメリカに渡り、「軍事費」として浪費されていることを、もっと問題視すべきだと言っていた。日本で税金を支払っているヒトは、アメリカ軍の人殺しに間接的に荷担しているのだと。その通りだと思った。
この間、きっこ氏は「米軍を駐留させている日本は、チベットをないがしろにする中国を非難する資格は無い」と言っていた。確かに。
で、ハナシはラジオに戻る。その番組は男女ペアが司会のようだった。ゲスト氏の話が徐々に脱線していったのは彼ら司会陣のせいでもあるのだろう。番組の最後には、痴漢で有罪になりつつあるらしい「ミラーマン」植草一秀氏の話になっていた。ゲスト氏に言わせると、植草氏は国家権力に睨まれたから、冤罪によって検挙・起訴されたとか。
その番組、途中までは良かったのだが、何だかなぁ… と思った。
番組の最後にゲスト氏が誰なのかが判明した。ベンジャミンフルフォードというヒトだった。そのお名前は存じ上げていた。切込隊長ブログにて、以前取り上げられていた人物である。その方のサイトは、未だに見たこと無い。
多分、そのベンジャミン氏は基本的に真面目な方なのだろう。しかし、そのラジオでの喋りは妄想成分過多である気がした。
話は戻るが、今回は多分冤罪でもないだろうし、死刑OKでしょ。
私自身もマスコミの報道に流されているのでしょうけど。