信じるというコト

職場(私立中・高)では、専任の職員に1台ずつパソコンが貸与されている。
多分、都立学校や防衛省の職員よりはずっと恵まれているのだろう。

で、どうにもこうにも古くなったパソコンが積み重なりつつある。
これら古パソコンの処分に際して「HDD 消去ソフト」を入手してみた。

DESTROY
http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se196626.html
というソフトである。

ウィンドウズ(95・98・me・2000・XP)でフロッピーの起動ディスクを作り、その中に destroy.com なるファイルを突っ込んでおく。
フロッピーで起動し、 destroy.com を走らせると、消去が始まるのだ。
そういえば、「コマンドファイル」は「ドットコム」だったのです。久しぶりに見ました。

このソフトを使用するには、MS-DOS のコマンドを多少知っている必要がある。
参考になるのはこのサイト


作業中の画面を 705NK で撮影してみました。
画面に並んでいるのは、ハードディスク上のデータを16進数で表したもの(だそう)です。

作業前
destroy1.jpg
destroy2.jpg

作業後
destroy3.jpg
destroy4.jpg


かなり使いやすいソフトです。ありがたいことです。
およそ 20GB の HDD を「NSA準拠」でデータ抹消するのに1時間強かかりました。

画面を見比べれば、「作業後」は「ゼロ行進」となっているのが分かります。本当にデータが消去されたかどうかを「信じる」「信じない」は勝手なのでしょう。私は信じることにしました。
画像の前にある私のフレーズ「データを16進数で表したもの(だそう)です」の「だそう」にはそういった意味が込められているのです。


16進数も懐かしいものです。
FM-NEW7 のテンキーでシコシコ打ち込んだことも思い出しました。ベーマガとか。

情報科の教員なり、パソコン関係を生業としている方って、幼い頃からパソコン(マイコン)に慣れ親しんでいる場合が多いみたいだと、改めて知りました。
昔からパソコンは数万~数十万円しましたから、ブルジョアジーじゃないと情報科教員等にはなっていないのかも知れません。

ここにあるのは2008年1月10日 23:58の日記です。

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