朝のデキゴト(超駄文につき注意)

今朝、JR 新宿駅12番線ホームで中央線快速を待っていた。通勤途上のことだ。時刻は8時少し前だった。
「試験休み」中なので、出勤時刻は若干遅くても良いという「お達し」があってのことだ。

目の前の13・14番線ホームに何となく目をやった。というか、放っておいてもド真ん前のホームは目に入ってくる。そのホームに「しゃがんでいるヒト」が居た。

ダークスーツを着ており、右手には薄っぺらい黒いカバンを持っているようだった。そして、右手とカバンは地面に触れていた。彼は「うんこ座り」をしているのだが、右手でも体重を支えている様子だった。そして、彼は口から液体をデロデロ出していた。俗に言うゲロだろう。

あまりにもその姿は自然だった。というか、無理に吐いている気配はなかった。「勝手に口から出てくるんです」という雰囲気を放っていた。
確かに朝の新宿駅では、線路に向かって吐くのは自殺行為だろう。電車が入線してきて、頭を強打するに違いない。また、朝の駅の男子トイレは、個室が劇的に混んでいるハズだ。確認するまでもない。
結局、一番楽にゲロが吐けるのは、彼が選んだ「ホーム上、両側のレールから最も離れた場所」なのかも知れない。
そのうち、駅員さんが彼に近づいてきた。排泄がほぼ終了したのだろう。彼と駅員さんの間にアイコンタクトがあったように見えた。駅員さんは、おがくずらしきものをパラパラとふりかけた。

そのうち、快速青梅行きが入線してきた。


今、更にしみじみ思い返してみたのだが、あれは朝方に飲んだジュースの類だったのだろう。固形物っぽいのは見あたらなかったから。そして、それすらも吐かずにはいられない体調って、相当な二日酔いだと思う。そんな中出勤する、ダークスーツのお兄さん。お疲れ様です。
そして、朝からおがくずを播いていた駅員さん、お疲れ様です。

そして、更にしみじみ思った。あの「おがくず」って、どこから調達するのだろう。

ここにあるのは2007年12月18日 19:28の日記です。

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