「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ」57ページから引用。
子どもたちは学校だけではなく、家庭や地域社会における教育によってはぐくまれるほか、社会の変化や風潮からも影響を受ける。このため、道徳教育の充実に当たっては、学校・家庭・地域の連携・協力が不可欠であり、三者が一体となった取組を進めていくことが重要である。例えば、「早寝早起き朝ごはん」といった生活習慣や礼儀、マナーなどを身に付けるための取組の推進、「殺すな、盗むな、うそを言うな」といった最も根源的な課題を学校・家庭・地域社会を含めた社会全体で考えていくことが大切である。
超ウケる。
「殺すな、盗むな、うそを言うな」ですか。確かに根源的だ。
文科省の役人や中教審の委員は、この「哲学的テーマ」を「社会全体で考え」て欲しいらしい。この課題に抵触しちゃう「旬なヒト」って言うと「守屋武昌元防衛事務次官」とか「舛添要一厚生労働相」だろうか。
文部科学省の「中の人」たちには、「小学校での英語教育における人員をどうするか」とか、「教員免許更新制と外部人材の積極的登用という相反する考え」について、きちんとした説明をして欲しいものである。
そいつができないというならば、この「審議のまとめ」という文書も信頼できない。
単に「嘘に嘘を重ねている」だけでは無いだろうか?