本屋で「カバーおかけしますか?」と尋ねられた場合、私は「いいえ」と答える。
普通の本屋だと、文庫1冊買っただけなのに、ビニールの丈夫そうな袋に入れてくれたりする。逆に不経済な気がする。大概の場合はそのまま受け取る。わざわざ袋から本を取り出し、私の粘液や皺がついたヤツを返却するのも面倒なので。
書き間違えたが、正しくはビニールではなく「(多分)ポリエチレン」であり、粘液ではなく「指紋」である。
今日の帰宅途上、ジュンク堂池袋店にて2冊ほど本を買った。例によってカバーを拒否したら、「袋にお入れしますか?」と尋ねられた。
売られた喧嘩は買わねばならない。
「いいえ」
何しろ、ジュンク堂は斬新である。陳列もそうだが、接客もひと味違うと思った。
本を入れる袋の有無を聞かれるとは思わなかった。エコロジーで良い。
その店員さんオリジナルなのかも知れないし、店舗共通の接客ルールなのかも知れない。
なお、買った本の1つはコレである。
コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス
ジュンク堂の書架ではサンプルが置いてあり、売り物には透明なカバーが掛かっていた。
「ビニ本かぁ、フフフ」と思った。
無理に本を買わずとも、英語が達者なら以下のサイトをそのまま利用できるのだろう。
Computer Science Unplugged
私は本を買うことにしました。