AIDSとNewtonと私

先日、授業の準備をしていたら、視聴覚室の机の落書きが気になった。なので消しゴムを用い、可能な範囲で消した。

その中に「HIVウイルスはこわいねー」って落書きがあった。保健か何かの授業で、エイズのビデオでも見たのだろうか。確かにエイズは怖い。私は自分が中学生の頃から HIV を恐れていた。科学雑誌の『Newton』を愛読していたので、そいつの恐ろしさについての記述に度々出会ったためだ。

ここ1年以上ニュートンは軽くチェックしているが、HIV とか AIDS の特集は見ていないと思った。

で、よく考えると職場で「年間購読契約」を行った際に「ネット会員登録」してあるコトに気付いた。そこで、記事検索をしてみた。"HIV"で検索してみても、"AIDS"で検索してみても、最新の記事として引っかかってくるのは"2000年の記事"であった。
私の感覚の正しさが証明された。


やはり、若者(全年齢層も?)のHIV感染が減らないのは「"HIV"の恐ろしさ」が伝わりきっていないからなのだろう。
なお、生徒は"HIVウイルス"って落書きしてたけど、それは"ヒト免疫不全ウイルスウイルス"って意味になっちゃうのだ(ググリンク)。"HIV"の"V"は"Virus"の頭文字ですからねぇ。ま、数年前の教育実習生も"HIVウイルス"ってコトバを、指導案だか板書だかに書いていたから、ありがちな間違いなのでしょうけどね。


私は、腑抜けとなった雑誌『Newton』の身代わりに、HIVについての啓蒙を行うことにしました。
高校時代の友人から教えて頂いた「Web魚拓」のリンクを貼ります。
強烈な画像なので気を付けてください。ホントですよ。風俗(コンドーム無しのソープランド)で働いていた方のブログらしいです。AIDS を発症しちゃったそうです。
この画像、私には「カポジ肉腫」なのか、別の症状(梅毒?)なのか分かりません。

このサイトを紹介するかどうかは数日悩んだのですが、魚拓の存在を広める方がブログ作者の意図に叶うとの結論に至りました。
http://megalodon.jp/?url=http://eizu777.exblog.jp/4177618/&date=20060730232555


思えば、「Youtube」も「Web魚拓」も、彼からのメールでその存在を知りました。
彼(高校時代の友人)は新しい情報(技術)に詳しいと思います。「きっこの日記」の存在を教えてくれたのも彼だし。

ここにあるのは2007年6月21日 21:14の日記です。

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