しみじみと回顧、穏やかな決意。

帰宅して、シャワーを浴びて、350mlビールを1本飲んだら日付が変わった。1日で14時間超は働き過ぎである。
ま、3日ほど出勤しなかったので、仕方の無いコトなのであろう。

気が付けば「正規雇用」の教員となり、この4月で13年目に突入する。採用年度は西暦1995年(平成7年)である。職場のヒトビトを「古参」と「新人」に無理矢理二分割すると、古参の部類になってしまうのカモ。また、高校を卒業するまでの年月と、大学に入学してからの年月が同じになるようだ。それなりにキチンと「ツトメニン」になっている(なってしまった)ような気がする。

激務のクールダウンとして、日記を記している。
明日は始業式である。高校3年の担任となる。

「正規雇用」となってからは、高1副(担任)→高1副→高1(担任)→高2→高3→高1→高2→高3→高1→高2→高3→高2→高3というローテーションである。私の職場では、年度の初めに「生徒手帳」ってヤツに生徒の「氏名印」を押し、出席番号等を記入する作業がある。「担任名」として、自分の「氏名印」も押す。ま、手書きでも良いのだけど、一気に作業を行うので、ゴム印の方が楽なのだ。

stamp.jpg
上の画像は前述の「私の氏名ゴム印」である。
記憶では「高校卒業時に受け取ったもの」なのだが、違うのかも。で、ご覧の通り、その横っ腹には「379」ってナンバーが振ってある。
このゴム印を卒業時にもらったとき、「何故に"379"?」って思った。今も謎である。
ちなみに私の職場では、年度毎に出席番号をゴム印に記してます。
高校のトキの身分証明書を見てみたら、「No.61726」って書いてあった。そういえば、高校のトキは、3年間「G組26番」だったっけ。チナミに現在、「身分」ってコトバは使わないコトが多いらしい。職場も「生徒証」はあるが、「身分証明書」は無い。


私は教員って仕事に就き、昨日は生徒手帳ってヤツを準備したりした。
画像のゴム印、担任の先生や事務の方が使ったんだろうと思う。高校だったら3年間の担任だったのは高橋清士先生である。約20年前に高校の先生や事務の方が手にしたであろうゴム印、昨日私が使ったのだ。何だか面白い気がする。


教育ってのは、人のココロに残るシゴトである点が面白いと思う。

はっきり言って私は高校卒業後、「高橋先生に会いに行こう」って思って高校を訪ねたコトなんて無い。ってか、最近の公立学校は異動が激しすぎるから、昨今の「公立小・中・高校の卒業生」は、私以上に恩師に会うのは大変だろう。
でも、高橋清士先生は、私の中に存在している。間違いない。

ここにあるのは2007年4月 7日 00:59の日記です。

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