今日の昼間、ふと思い出した。
「ずっと昔に、『緑茶でビタミンC』ってのは胡散臭いコトに気づき、そのことをMLに流したなぁ」って。
で、その時の文面を発掘したので披露します。図らずも、今話題?の『あるある大事典』にツッコミを入れていたことを知りました。
Date: Wed, 17 May 2000 23:05:45 +0900
Subject: [SHIMPO 00386] 途中経過---途中省略---
かーなり笑ったのが
http://www.ktv.co.jp/ARUARU/aruocha/ocha4.htm> 茶葉成分
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> 日本茶は他のお茶と比べて圧倒的に有効成分が豊富である。
> ビタミンCの含有量はウーロン茶の約30倍。緑茶はビタミンCを250mg含むのだそうだ。
ただし100g(!)当たり。そんな物質など、「無い」に等しいと思うのは私だけだろうか?
(えせ)科学を過信してはいけない。
チナミにそのML、今は廃業(?)してしまってます。大学時代のサークルのヤツでした。
私は「栄養士」って存在、かなり怪しいと思ってます。就業したくない。
食事の材料をとっかえひっかえしては、「各種栄養素について、誰かが決めた望ましい数値に近づける」だけしかしてない気がするから。
ま、確かに病院や学校ではそういった作業も必要なのでしょう。しかし、絶対に栄養士だけでは健康は得られない。調理するヒトの愛情や信念や技術が「おいしい食事」には必須だと思う。職場の食堂などを見ていて、強く思うのです。責任者のオジさん(多分、日京クリエイトの社員)の気合いあっての「おいしい学食」なのだろうって。
時々新聞なんかに「緑茶=ビタミンC」みたいな記述を見たりするが、「思考停止」が甚だしいと思うッス。
原稿を書いた栄養士も、それを載せちゃう新聞社も、私より科学的でない、なさすぎると思う。
「納豆=痩せる」と五十歩百歩だ。