裁縫した

職場で使っている白衣は、多分10年以上の年季ものである。ウイスキーだとしたら、そこそこ値段が上がってきても良いレベルだ。現在の職場に勤め始めた頃に貰ったものだ。

2日ほど前、そいつの左ポケットの底が抜けてしまった。(画像は補修後)
hakui_1.jpg

この画像は、今回買ったケータイ 705NK で撮影し、リサイズしたものである。露出をいろいろ変えてみた中で、一番私の見た目に近いものを選んだつもりだ。
私の白衣が「きたな衣」であるのは確かだが、肉眼で見る限りは「劇的に汚れている」ってほどでもない気がする。多分、他のヒトの目にも、そう見えているんじゃないかと思うのだ。でも、この画像を見ると、やけに汚く見える。コントラストが必要以上に高められているようだ。
肉眼とカメラの目(?)というのは、かなり感性が違うのでしょうね。

私は大学時代、地学科の岩石鉱物学研究室に所属していた。岩石を研究するトキって、なんだかんだで岩石を研磨する必要があるのですね。で、鏡面のように岩石を磨くまでには、研磨剤と岩石の破片からなる泥のようなものが、白衣に飛び散ってしまうのです。
その研究室では、数名の同期が居たのですが、異常なまでに白衣が汚れているヤツが居ました。
私も「汚れている方が、真面目に研究しているっぽくみえるかなぁ...」って気がしていたので、白衣はあんまり洗いませんでした。ってか、洗っても落ちない汚れが付着してますし、洗ったとしてもすぐに汚れますから。

その刷り込みのせいか、今も白衣はあんまり洗いませんねぇ。多分、年間で10回も洗濯していないでしょう。なお、大学当時に使っていた白衣は、高校入学時に買ったものでした。高校・大学と使用したのですが、教員1年目に、相当に濃いメチレンブルーを派手に浴びてしまったため、捨ててしまいました。


で、今日はポケットを直すべく、ちくちくと裁縫を行ったのです。
hakui_2.jpg

なお、ボタンは何度も何度も取れており、その度に付け直しているのでした。チナミに小学校時代、家庭科の評定は基本的に"5"でした。そのワリには、縫い目がヘロヘロですね。ま、あんまり綺麗な手縫いも不気味かと思い、適当にやりました。

ポケットが、やっと直せてすっきりしました。鍵などを落とさなくて良かった。

ここにあるのは2007年2月 3日 23:10の日記です。

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