都生研の研修に参加

私の職場は、本日は午前・午後と学校説明会でした。
それを他の方々にお任せし、東京都生物教育研究会主催の研修会に参加してきました。

12月16日(土)14:30~17:00
第1支部・第2支部 研修会
ためしてガッテン流「ガッテン!」への導き方~がん研究最前線の取材を通して~
場所/都立小山台高校 生物室(東急目黒線武蔵小山駅下車)
講師/市川 衛(NHKためしてガッテン ディレクター)

具体的には、先日放映された「ためしてガッテン」の『激増中!大腸がん緊急対策術』の取材過程やディレクターとしてのシゴト、どうやって視聴率を確保するか、などのお話を聞いたのです。

研修に参加するにあたり、その番組をビデオに録画しておいたのですが、全編を見ることができたのは昨日のことでした。それより前に2回ほど、ビデオを再生している途中に寝てしまったのです。まあ、飲酒しながら夜遅くにビデオを見てもダメなのでしょうねぇ。2度目は布団に入った状態で見たし。
だから、昨日はビールを飲み始めると同時にビデオの再生も始めたのでした。きちんと最後まで楽しく見ることができたし、あと何年か経ったら「大腸の拡大内視鏡検査」を1度受けようとも思った私でした。つまり、私は市川氏の術中にまんまとハマッてしまったのでしょう。

イチカワマモルさんは、29歳というコトでしたが、滅茶苦茶しっかりした方でした。また「この人は相当に頭が良いなぁ...」って思いました。話が理路整然としているし、分かりやすく、全然眠気を覚えませんでした。約2時間の講義でした。恐らく、相当に準備もなさったことだとは思います、真面目そうな方でしたから。

番組の内容については、上に示したリンク先などを見るのが良いでしょうから、ここでは記しません。
その研修レポート元ネタ&備忘録として番組作成についてお聞きしたことを記します。ってか、番組作成の裏側って感じですが。

・ためしてガッテンのディレクターは12名
・3ヶ月かけて1本の番組を作成する
・制作費は1本あたり3000万円、ただしこれは「あるある大事典」の4分の1でしかない
・立川志の輔、小野文惠両氏との打ち合わせは2時間
・収録は2時間半、編集して43分にする
・ゲストの3名はぶっつけ本番
・「ガッテン」ってボタンを連打するのは場面転換の意味が大きい
・番組の最初の喋りでは「今までは............と言われていた。しかし今回............が分かった。だから............」っていう風にする

まあ、研修に参加するから真面目に番組を見たのは確かでしょう。だから、内容も印象に残った。
普段も自宅にいる限りは「ためしてガッテン」をボーっと見てはいます。でも、今回のように真面目に見たコトは無かった。
結局、全ての学習活動は「動機付け」なのかなぁ... って、思った私です。

今回の研修を企画された福田裕史先生の名前と顔は、NHKの学校放送で拝見していました。また「ためしてガッテン」は真摯&正確な感じで好きでした。なお私は「あるある大事典」とか、「みのもんた氏の出ている番組」は胡散臭くて嫌いです。
で、その2点セットが私の琴線にヒットし、今回の研修参加に至ったのです、多分。

また、その研修では数年ぶりに大学時代のサークルの伝説的な先輩に遭遇しました。学年では6つ上のセンパイでした。

そんなこんなで、いろいろ得るところの多かった研修参加でしたとさ。


そう言えば、旧教育基本法が失効したらしいが、それに関する話は私の職場で交わされたことはない。
今日の研修の懇親会でも法律話は無かった。私も特にその話をしたいとは思わないけれど。
結局、教員の基本業務は変わらないと思いますしねぇ。

ここにあるのは2006年12月16日 22:45の日記です。

ひとつ前の日記は「死ぬかと思った」です。

次の日記は「さらばニチレイ」です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。