杉並社会保険事務所を探訪

ここ1年間くらい気になっていたコトがあった。
それは、「国民年金と私学共済の統合」である。
ただし、以下に記すのは「ニホンコクに於ける各種年金システムの統合」みたいな「大がかり」な話ではなく、個人的な話である。


私が20代前半を過ごしていたのは実家である。学生時代、国民年金は親が払ってくれていた。大学を卒業したら、自分で国民年金を払っていた。大学卒業後の2年間は私立学校で非常勤講師をしていたから、国民年金を継続して支払ってた。
その後は専任教諭として私立学校に拾われた為、私学共済に加入することになったのだ。

約2年前、引っ越しに際して実家を訪れた際に「そういえば、アナタの年金手帳があるわよ。渡しておくわ」ってコトで年金手帳を貰った。

約1年前、手元にあった重要文書を整理していたら、「基礎年金番号」を記した封書を再発見した。
その封書が送られてきたのは数年前のようだった。封書が届いた当時、私はアパートを借りて住んでいた。封書には「年金手帳を持ってたら、期限までに連絡してね♪」ってメッセージが入っていた。結果的に、そのメッセージをバッチリ無視していたことに気付いた私だった。

約1か月前、本年度から供用され始めたらしい 社会保険庁:年金個人情報提供サービス を利用し、私の年金納付状況の確認を試みた。

ユーザIDとパスワードの発行には約2週間必要だそうであり、実際2週間後にそいつらが郵送されてきた。
上記システムを利用した問い合わせの際には、基本的に「基礎年金番号」が必要になる。しかし、私は間違えて「国民年金番号」で申請してしまったのだった。オンラインでユーザIDの発行申請した数分後、そのことに気付いた。仕方ないのでそのまま2週間待った。ばっちり「アンタは"not found"よ」ってメッセージが帰ってきたのだった。そして、改めて申請し、約2週間待機。

無事に交付されたユーザIDとパスワードを用いて、納付記録を確認することができた。私学共済の納付記録はバッチリだったが、「国民年金の納付記録」が無かった。予想通りであった。


で、本日、杉並社会保険事務所へ行ってきた。
ものの5分で納付記録の統合は完了した様子である。窓口のニイサンは真面目だった。まあ、相当にドヤされてきた成果なのでしょう。
これで無事、20歳から15年間以上にわたり年金を納付したことになった(ハズ)。
以前にも日記で記したように、私自身が年金を貰うことにはあまり期待していない。しかし、今までに納めた金が「未納」扱いされてしまうのは滅茶苦茶に無駄だ。それが回避されて良かった。

ここにあるのは2006年11月29日 22:30の日記です。

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