第3款 各教科・科目の履修1 次の各教科・科目は,すべての生徒に履修させるものとする.なお,その単位数は,標準単位数を下らないものとする.ただし,その各教科・科目の特質及び生徒の実態からみて,著しく履修が困難であると認められる場合に限り,その単位数の一部を減ずることができる.その際,第2章に示す教科及び科目の目標の趣旨を損なわない範囲内で,その科目の内容に関する事項について,基礎的・基本的事項に重点を置き適切に選択して指導するものとする.
(1) 「国語Ⅰ」,「現代社会」,「数学Ⅰ」,「理科Ⅰ」,「体育」及び「保健」
(2) 「音楽Ⅰ」,「美術Ⅰ」,「工芸Ⅰ」及び「書道Ⅰ」のうち1科目2 普通科における各教科・科目の履修については,上記1のほか次のとおりとする.
(1) 「体育」について,全日制の課程のすべての男子に履修させる単位数は,11単位を下らないようにすること.
(2) 芸術について,すべての生徒に履修させる単位数は,3単位を下らないようにすること.
上に引用したのが、私が全日制普通科の高等学校に在籍したときに有効だったハズの「学習指導要領」の一部です。
http://www.nicer.go.jp/guideline/old/s53h/chap1.htm
機種依存文字も入っていますが、そのまま引用しました。政府系サイトなのに、機種依存文字が入っている段階で、かなりダメダメではある気がします。
高校1年の段階で、「理科イチ」を履修した私ですが、内容は生物と地学でした。別々のセンセイに教わっていました。同じく「現代社会」の内容は倫理と地理でした。
成績表をもらう度、「何だか変だなぁ」とは思っていたのですね。
申し遅れましたが、私は東京都立小石川高等学校に在籍していました。昭和61年入学、平成元年卒です。
工芸はちゃんと2年間、計4単位履修し、修得しました。あの時間が一番不毛で辛かったとデス。
今回ビックリしたのは、「体育」の単位数の縛りです。手元に調査書等がないので分かりませんが、体育を合計11単位もやった気はしないですねぇ。そんなにやったっけかなぁ…?
まあ、教育委員会と高校の間で話し合いが行われ、「単位数の一部を減ずる」措置が行われていた可能性もありますけど。
「まともに納めなかったのに、いろんな年金がもらえたりする前首相コイズミ」や、「基準に満たない脆弱な建造物を許可してきた自治体」などに比較すれば、今回の問題は全然「コモノ」だろうと思うのですね。
問題を大きくまとめ(?)、本日の日記を終了します。