容認されていた飲酒運転

昨日に続いてクルマ話。

最近は飲酒運転の取り締まりが厳しいらしい。
かなり昔、私が大学生のときだから、約15年ほど前。武蔵境の近くで飲酒の検問に遭遇したことがある。別に全然飲んでいなかったので問題はなかった。

それよりさらにちょっと昔、免許を取りたての頃、伊豆大島に行ってビビッたことがある。
何故、大島に行ったかというと、高校時代の友人が大島空港勤務だったのだ。彼の下宿を、高校時代の友人達で襲撃したのだった。彼は空港で通信関係のシゴトをしていた。まだ学生だった私たちは、夏休みに彼の働く大島を訪れたのだ。彼の働く昼間、私たちは彼の軽自動車を借りて大島を観光した。定員まで乗り、クーラーをかけながら伊豆大島の登山道を登ったりした。そして、妙にクルマの中が焦げ臭くなったりした。かなりビビッた。クーラーを切ったらきちんと道を登るコトを知った。
襲撃旅行最終日の前夜、彼の行きつけの店に連れて行ってもらった。伊豆大島では飲み屋にクルマで乗り付けるのが基本だと云うことを知った。23区内などでは考えられない文化であると思った。
あの晩が私にとって、初めてのウーロンハイ痛飲だった。ビールの後はひたすらウーロンハイを飲んだのだ。そして、友人の歌うカラオケは B'z の曲だった。彼の大島での友人達も集まっているようで、結構ボトルを空けたような気がする。
その後、酔った状態で車に乗り、椿がメインの暗い並木道の中、彼の家に向かったことが思い出される。

彼は転勤族である。また、私には伊豆大島に知りあいがいるわけでもない。だから、記憶の中の伊豆大島はこの10数年間「ウーロンハイと場末?のカラオケ屋と B'z の島(アシタバ付き)」のままなのだ。

飲酒文化で更にビビッたのは、筑波研究学園都市に行ったときだ。大学時代の友人が、筑波の大学院に進学していたのだ。私は大学を卒業して都内で非常勤講師をやってたハズ。
つくば市では、チェーン展開している居酒屋に駐車場が併設されていた。「駐車場のついた居酒屋」なんて、それまで見たことが無かった。まあ、23区内ではあり得ない話だろう。かなり衝撃を受けたのだった。
この話とは直接関係は無いが、彼は結構長い間付き合っていたカノジョと分かれた直後だった。その彼の家はカビ臭かった。かなり彼はきれい好きのヒトだったので驚いた。ヒトのココロというのは荒むときには荒むものなのだなぁって思ったとさ。


ああいった飲酒文化を持っている地域は、今どうなっているのだろうか?
あんまり変わっているとは思えない。そりゃあ、飲酒運転の発覚も減らないだろうという気がするのだった。
残念ながら、私は身近に駐車場付き居酒屋が無く、徒歩と電車で通勤でき、住居にクルマが無いので、飲酒運転を励行できる環境にない。

ここにあるのは2006年9月22日 23:06の日記です。

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