最近、電車内や新聞の広告で気になるものがある。
それは、自衛隊への入隊を誘う広告だ。
ってのは嘘だ。
「パソコンやケータイで、○×△□で検索!」みたいなヤツである。それは、マンションだったり、学校だったり、電気製品だったり。
航空自衛隊バグダッド周辺勤務パイロット募集も見たような、見ないような。
しつこい。
数年前までのように、妙に長大な url を新聞に載せられるよりは、短い語句を検索にかける方が楽である。また、電車内の広告ならば、暇な乗客にケータイで検索してもらえるかも知れない。そういった広告の例をなかなか思い出せなかったのだが、1つ思い出したので先ほどググってみた。確かに Google の検索結果1件目に、その大学(近年、やたらと大がかりにJRの車両外装などに広告を出している)が表示されたのだった。
あれは、どう考えても Google 様や Yahoo! 様への年貢が必要になるのではあるまいか? あるいは、噂に聞く「宗教ネットワーク」を使用しているのかも知れない。忍び込ませてある信者の工作員に指令を出し、Google や Yahoo! のランキングを操作したり、検索結果からライバルを排除しているのかも。
で、疑問が生じるのだ。マスコミを用いた広告ほど、対費用効果の計測しにくいモノは無いのでは無かろうか。更に、「マスコミ+パソコン起動で検索させる広告」ってのは、どの程度有効なのだろう? 私のように酔狂なニンゲンじゃないと、こういった作業って行わないんじゃないかな? そして、私は受験生では無かったりするし。
何しろ、マンションはさておき、電気製品や学校などは商品やサービスをひたすら向上させるのが、最も効果のある広告となるだろう。
私は、前述の大学の広告を目にする度に「宣伝頑張ってるなぁ。本業の授業内容や、卒業生の質の確保は大丈夫なのかなぁ」って思っちゃうのでしたとさ。