洗濯に思う

今日、東京はかなりいい天気である。風が強い。日差しも強い。『A Perfect Day for Washing』って感じである。
昨日は冬物のスーツその他をクリーニングに出した。ドライクリーニングは機械が行うものだろうから、天気は基本的に関係ないのかも知れない。しかし、職人気質の「ドライクリーナー」さんならば、「今日は空気が湿っているから、溶媒2号の比率を少し下げ、ドラムの回転速度を2%落とし…」とかなさったりするのかしら?分からねぇッス。

で、昨日スーツをクリーニング屋さんに持って行く前、例によってポケットチェックを行った。
以前のコトである。私が高校生だか大学生だったと思うのだが、ドライクリーニングから帰ってきた衣類(コートか何かだった気がする)の内ポケットに、パラソルチョコレートの棒が接着されていたことがあった。
パラソルチョコレートの棒(プラスチック製)がドライクリーニング屋さんで放り込まれたのではないはずだ。パラソルチョコレートの棒が内ポケットに入っていることに気づかず、私はそのままドライクリーニングに出してしまったのだろう。「石油系の溶媒を使っているからなのだろうねぇ。さすがドライクリーニング、プラスチックを溶かすのね」って、思った私でした。何でパラソルチョコレートの棒を上着の内ポケットに入れる必要があったのだろうか。今だに不明。

ってコトで、ドライクリーニングに衣類を出す際は、ポケットの中身をチェックすることを忘れないようにしている私である。で、昨日気づいたのだ。「スーツの上着って、そんなにポケットが必要なのか?」って。

スーツを着ていて、何が恐ろしいのかといえば、「酔っぱらっているのにスーツを着ていたとき」である。ポケットがありすぎて、大事なもの、たとえば「電車の切符」を収納した場所が分からなくなることがある。あるでしょ?
いっそのこと、スーツのポケットは皆ダミーにしてしまい、内ポケットの1つか2つだけを本当に作っておくと良いのじゃないかしら。そうすれば、酔っぱらって切符を無くしかけることも、パラソルチョコレートの棒を溶かしてしまうことも少なくなるハズ。作成の際の縫製箇所も減って、スーツの値段も下がるんじゃないかしら。

ここにあるのは2006年5月21日 15:26の日記です。

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