逆輸出と直接輸入と中国の底力

日本では結構"Made in China"の品物を目にすることが多い。特に衣料品とか生活に関わる小物などでは。私が知る限り、配偶者が何度も中国に運んだのはソープディスペンサーであろうか。

東急ハンズで同じ製品を何度も買った。何でも彼女のお母さんが気に入ったそうで。そいつは見事に"Made in China"であった。中国で生産しているのだが、その「おしゃれっぽいソープディスペンサー」を中国(上海)で見つけることは難しいらしい。
また、今回は「私の配偶者の従姉の配偶者」にスーツを持っていった。買ったのは日本だが、こいつも"Made in China"。10年くらい前は中国製のスーツは少なかった気がするのだが、最近は縫製がしっかりしている中国製のスーツが日本に入ってきている。最近AOKIで買った私のスーツも中国製であった。

今回も、私は中国で衣料品を買った。ってか、配偶者に買わされた。いや、買ってもらった。
彼女が言うには「(私の)ファッションセンスが無い」のだそうで、日本でも衣類を買う場合は選択の主導権を配偶者に握られつつある。で、太平洋百貨にてシャツやパンツを買ったのですね。

生地も縫製も良いです。さすがに現地の大手デパートで扱っている商品だけのことはあります。綿のパンツと半袖シャツで数百元(日本円で1万円弱)でした。これはメチャメチャ高価な品であります。大体、直径約4cmの焼き小籠包4個
yaki.jpg
が1.8元(30円弱)、ソラマメ(サヤ込み)は2kgで4元(60円弱)という世界ですから。同じパンツとシャツを日本で買うと、一体いくらになるのでしょうか?よく判りません。

で、一番ビックリしたのは「裾上げを人力(手縫い)で行う」というトコロでした。「15分ほど待て」と宣った(私が聞いたわけではなく、配偶者が聞いた)店員のお姉さん、私たち以降の接客?もこなしつつ、手縫いで裾上げをしていました。「中国の底力(ソコヂカラ)を見た」と、勝手に思った私でしたとさ。

ここにあるのは2006年5月 9日 21:15の日記です。

ひとつ前の日記は「新サイト移転完了・自己紹介・噂」です。

次の日記は「アドビとは」です。

最近の日記はこちらで見られます。過去に書かれたものはアーカイブで見られます。