立て、立つんだ、携帯ぃぃぃ

彼岸だからか何なのか、私の使用している携帯電話がこの世とあの世の境目あたりを漂っている。
メールは普通に使える。着信や発信は可能であり、相手の声は聞こえるのだ。しかし、こちらの声が相手に届かないのである。相手がケータイだろうと一般回線だろうと、こちらの声は届かずに「バリバリ」という風切り音みたいな音だけが伝わるのである。自分の家の電話でも試したので、これはほぼ確かである。
この現象は約2週間ほど前にも現れたのだ。その時は継続使用を諦めてボーダフォンショップに持ち込んだのだった。そして、ショップのネエちゃんに事情を説明し、確認してもらった。…つもりだったが、その時は普通に使えていた。で、私は「機械に弱いオッサン」みたいな情けない状態でショップを後にしたのだった。ここ数日、またもや同じ状況となっている。相手の声は聞こえるが、自分の声は届かない。
明日、改めてショップへ持ち込むとしましょう。電話機内のデータのバックアップも取ったことだし。
私が使っているケータイは 702nk って機種に該当するのである。グローバル的?には Nokia6630 って機種名だ。このケータイを使い始めてから、他のケータイはあんまり使いたいと思わなくなった。それは、Bluetooth を用いて、Outlook との同期を行えるからである。マイクロソフト嫌いのヒトなら、LotusNotes というソフトなどとも同期が取れるらしい。一度使ってしまうと、その便利さは代え難いものである気がする。約束事やシゴトの予定を、片っ端から Bluetooth(スティック)の接続されたパソコンの Outlook に放り込んでおくのだ。パソコンにはケータイ付属のソフト(Nokia PC Suite)がインストールしてある。そいつでスケジュールや仕事リストが転送できるのだ。飲み屋でも家でも、約束事やシゴトが発生する度にケータイに予定をプチプチ打ち込んでおけば、その情報はパソコンと同期が取れる。寝床で突然重要なことを思いついたときにも、ケータイに打ち込んでおけば消えない。特に便利なのが、飲み会でのメモである。会計時に小銭を切らしていて、誰かに立て替えてもらっても、「誰々に云千円」ってメモっておけば、翌日きちんと支払える。自分がどうやって電車を乗り換えて帰宅したのか、今ひとつ分からないような飲み会だったとしても。
恐らく私のケータイは、マイク付近が物理的に故障しているのだろう。使い始めて約9か月経過したトコロである。何故壊れたのかは不明である。水没などで無いことは確かだ。一応「ボーダフォンアフターサービス」ってヤツに加入してる(毎月300円上納)から、修理代は9割引きのハズなのだ。どうせなら新機種の 702nkII に交換してくれないかなぁ?って考えてる。

ここにあるのは2006年3月21日 21:00の日記です。

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