アルコールはヒトにとってエネルギーになるのか

「ビール腹」というコトバがある。「ビールを飲むから太る」っていう風に解釈しているヒトもいるかも知れない。しかし、実際は「ビール等を飲みつつ、高カロリーのつまみをガンガン食うから太る」のである。このことは以前に比べると、だいぶ世の中で認識されつつある気がします。

で、「アルコールは実際にはどれくらい太るのか」ということを検証すべく、「食品成分表」などをあたってみた。中学校の頃の記憶が正しければ、酒類はエネルギーになるはずなのだ。しかし、私は何でそんなこと記憶しているのだろう。余程酒に興味があったのかしら。
「食品成分表」によれば、アルコールってのは、エネルギーとして扱われるようだ。ネット上でウイスキー60g(およそダブル1杯)のカロリー計算をしてみたところ、142kcalってコトであった。有効数字が3桁とは思えませんけれどね。ウイスキーといっても、種類がいろいろあります。バーボンなのか、スコッチなのか、カナディアンなのか、ジャパンなのか、サントリーレッドか。私はスコッチが好きだけど。

そして本題。
結構酒を飲む身としては、ビールばかりを飲むだけなら、基本的に太らないような感覚がある。甘いサワーなんかだと、その糖分がエネルギーに変換されそうな気はしますね。しかし、甘いのに“sour”とは不思議なお名前で。
で、ウイスキーやウオッカ、ジンなどを飲んでいる場合、「こりゃぁ、飲むほどにエネルギーを失うなぁ」っていう感覚を持つコトがある。特にウオッカなどをストレートで飲んでいると、ドストエフスキーの小説の登場人物にでもなっている気がしてくる。関係ないか。

そんなわけで、長年疑問に思っていたこと「ヒトはどれだけアルコールを飲むと、どれほどのエネルギーを失うのか」について検索してみた。「私って、いろんな疑問を抱えながら生きているのだなぁ」と改めて思う。例によって少しググってみたのだが、そのようなサイトは現在見つかっていない。
「アルコールはどれくらい体に悪いのか」みたいな、あんまりカネにならないコトを研究するヒトは居ないのでしょうねぇ。あるいは、研究者自身もお酒が好きであり、そんな実験は「恐ろしくてやりたくない」のかも知れないけれど。

ここにあるのは2005年12月22日 21:00の日記です。

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