何故小惑星の名前がイトカワなのか、本日初めて知りました。理科教師として「こんなコトではいけないなぁ」と思いました。
『天文年鑑2004』220ページから引用します。
『はやぶさ』が向かう小惑星1998SF36が「Itokawa(糸川)」と命名された。もともとこの小惑星は1998年9月26日にアメリカ・ニューメキシコ州のソコロにあるリンカーン研究所リニアー・チームによって発見されたもので、小惑星の命名提案の権利を有する同所に宇宙科学研究所から日本のロケット開発の父と呼ばれる故糸川英夫博士の名前をつけてくれるよう依頼したもので、国際天文学連合から公表された。
「はやぶさ」が地球を飛び立ってから、小惑星の名前が「イトカワ」になったのですね。糸川っていうと、小学校時代のクラスメートを思い浮かべてしまう私でしたが、これからはロケットの父糸川英夫であることを忘れないようにしようと思います。
チナミに、小惑星には「ヤキイモ」とか「シジミ」とか「タコヤキ」などがあるそうです。「坂本龍馬」や「中村玉緒」も居るそうで。「小惑星 命名」でググると、ザバダックなんてのも出てきたよ。かなりマニアックだ。何しろ、軌道が確認されている小惑星の数は数万を下らないそうでありますから、何でもアリといえば有りでしょう。
日本に関係のある小惑星のリストおよび軌道図なんてのもあるそうです。ちょっと古いみたいですが。