いまさら『半落ち』

『半落ち』を読み終えた。面白い作品だった。売れただけのコトはある。

しかし、私はこの作品の最もキモとなる部分、重要なオチを予め知っていたのだ。なぜなら「朝日新聞の心ない記者?」に教えられていたから。新聞の紙面で見た記憶があるのですね。「このオチは実際にはあり得るのか?」って記事を。できれば、「ネタばれ」は止めて欲しかったところである。しかしながら、たしか1年くらい前?にその「ネタばれ記事」を読んだから、改めて『半落ち』っていう題名が私の脳に再登録され、今年になって文庫本を買う気になったのも確かである。

なにしろオチが分かっているのにこれだけ読ませてくれた。凄い作品です。映画化されるワケですな。

ここにあるのは2005年11月 6日 21:00の日記です。

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